第67回「自分が選んだこの生き方は正しいのだろうか|他者の評価(相手軸)を手放し『自分軸』で歩み直す心理学」
「自分が選んできたこの道は、果たして本当に正しかったのだろうか……」
人生は、迷いと選択の連続です。
恋愛における決断、進路や仕事の選択、人間関係の別れ——
どれほど真剣に悩んで答えを出したとしても、壁にぶつかった瞬間、「あの時の選択が間違っていたのではないか」と激しい不安や後悔に襲われることがあります。
40代を迎えた私自身も、これまでの人生で何度も自問自答を繰り返し、暗中模索の中で自分を見失いそうになってきました。
今回は、選択の迷いの渦中にいるあなたが「自分軸」の誇りを取り戻し、 明日への確かな一歩を踏み出すための考え方をお届けします。
1. 誰もが「選択と疑念」の狭間で生きている
生きるということは、選択の繰り返しであり、何かを選ぶ時は必ず何かを手放す(失う)のが運命です。
- 恋人がいる相手を好きになった時、諦めるか想い続けるか
- 振られても復縁を目指すのか、新しい道へ進むのか
- 自分が選んだ進路や職場、友人関係の決別において、自分の判断は正しかったのか
告白して振られた時、「こんなに苦しいなら告白しなければ良かった」と後悔する人もいれば、「結果はどうあれ、素直な気持ちを伝えられた自分を誇ろう」と受け止める人もいます。
ここで大切なのは、どちらの選択や結果が「正しくて」、どちらが「間違っているか」という二元論ではありません。
どれほど悩み、どんな道を選んだとしても、「悲しみの渦中に埋もれて自分を責める日々」から脱却し、自分の足で前を向いて歩み出すことこそが重要なのです。
2. 他人の評価(相手軸)で自分の人生を採点しない
上手くいかないことが続くと、私たちはつい「他人の目」や「一般的な正解(世間軸)」に頼りたくなります。
「やっぱり、私みたいな人間があんな魅力的な人を好きになること自体、間違いだったのでしょうか……」
相談室を訪れる方々からこのような悲痛な声をいただく度、私はいつも「あなたが選んで歩んできた道は、何一つ間違っていませんよ」とお伝えしています。
自分の行為や成果を他者から認められることには大きな価値があります。
しかし、他人の評価や結果の有無だけで自分の人生を採点し、自信を失ってしまうのはあまりにももったいないことです。
10年以上、数多くのご相談者様と向き合ってきましたが、
「もうダメだ、辛くて仕方がない」
と打ちひしがれていた方々も、自分の胸の内を吐き出し、整理していく中で、「自分を救えるのは、他でもない自分自身だ(自分軸)」という事実に気づき、力強く現実世界へと戻っていかれます。
3. たとえ間違えても、何度でも軌道修正すればいい
何か大きな目標に向かったり、本気で誰かを愛そうとすればするほど、そこには必ず壁や障害が立ち塞がります。
時には自分を否定したり、邪魔をしてくるような存在が現れるかもしれません。
しかし、人生に「絶対的な正解マニュアル」など存在しないのです。
- 「正解の選択肢」を選ぶのではなく、自分の選んだ道を「正解にしていく(自分軸)」
- もし違ったと感じたら、そこから何度でも軌道修正すればいい
- 結果が出ない日々のプロセス(努力している自分)を、まずは自分が一番に認めてあげる(自己受容)
あなたがどれほど自分を責めていたとしても、周りをよく見渡してみてください。
あなたの誠実な歩みや努力を、ちゃんと見て評価してくれている味方が必ず傍にいます。
味方がたった一人でもいれば、人は何度でも立ち上がり、明日への活力を湧き出させることができるのです。
まとめ:一寸先は、いつだって「光」
他人の目や結果に振り回され、あなたの大切な個性や輝きが失われてしまうのは、何より悲しいことです。
- 「正しかったのか」という過去の葛藤を手放す
- 自分の決断と可能性を、自分自身が一番の味方となって信じる(自分軸)
- 焦らず諦めず、自分の歩幅で一歩ずつ前へ進む
今がどれほど苦しく、スランプの真っ只中にあったとしても、諦めずに歩み続けた先には必ず、深い解放感と感動が待っています。
暗闇のすぐ先、一寸先はいつだって「光」です。
「自分が選んだ道に自信が持てない」
「自分の選択を誰かに認めてほしい」
とお悩みの際は、いつでも私に胸の内を打ち明けてくださいね。
あなたが自分軸の誇りを取り戻し、自分の人生を愛せるようになるまで、私はいつでもあなたの味方として寄り添いサポートいたします。
投稿者プロフィール
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たかさん(公認心理師 )
恋愛や人間関係で悩み、自分を見失っている方に向けた心理コラムを22年間執筆・発信。
メールや通話による1対1の心理カウンセリングは20年以上継続し、累計5,000件以上の相談実績を持つ。
大手ニュースメディア(マイナビニュース等)でのコラム掲載実績多数。
筆者自身、20代から30代前半にかけて「10回連続で片思い失恋を経験する」という壮絶な挫折を経験。
必死なアプローチによる空回りや過度な執着、自尊心の崩壊を自ら乗り越えてきた。
心理学の専門知識(公認心理師・精神保健福祉士などの国家資格)と、実体験に基づく独自のカウンセリング手法を融合。
「相手軸」の執着や過剰適応から抜け出し、ありのままの「自分軸」を取り戻すための具体的なアプローチを提案している。
相手の心理が分からない、過去の未練や執着から抜け出せないと悩む方々へ寄り添い、心の整理と自己受容をサポートする「心の伴走者」として活動中。
【保有資格】
公認心理師(心理職唯一の国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
国家資格キャリアコンサルタント(国家資格)
伴走型支援士
心理相談員
両立支援コーディネーター
ストレスチェック実施者
メンタルヘルス・マネジメント検定 II種・III種




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