第184回「人生はやり直せるかを実践した結果<2回目の大学生活>-その3-」

2015年12月4日実体験・人間考察コラム

※前回はこちら

私が大学生活4年間の後悔と失敗の経験をもとに選んだのは、児童文学サークルでした。


新入生から社会人学生まで年齢を問いません。

毎週1回活動して、部員で児童文学を創作しています。

月1回、週末に児童館で紙芝居を読んでいます。

子ども達と触れ合うことが好きな方や、物語を創作することが好きな方は大歓迎です。


 
女性部員の文字であろう可愛らしい手書きの説明文と、ファンタジー系のイラストが描かれていて、私の琴線に触れるものがありました。

2回目の大学では、教育学を専攻していたため、児童と直接触れ合えるというフレーズにシンクロしました。

私の大学4年間の集大成であった卒業論文の題材は、他でもない児童文学作品でした。

加えて、既にサイトでコラムを執筆して3年が経過していたので、物語を創りだすことを目的にしたこのサークルは、私にとって最適であるという結論に達しました。
 
 
善は急げ、鉄は熱いうちに打てという言葉の通りに、意を決した私は説明文に書いてある代表者に、入部希望のメールを送りました。

すぐに返信が届き、

「翌週の活動日に早速来て欲しい」

という誘いを受けました。

4年前の高校時代、私は事前に調べて関心を惹かれたテニスサークルの掲示板に、

「説明会には必ず行きます!」

というやる気に満ちた書き込みをしたものの、当日になって気後れしてしまい、そのままフェードアウトしてしまいました。


あの時あのサークルを選んでおけば・・・・・・という後悔はもうしたくない。

私は人から勧誘されて流されて選ぶ人生ではなくて、自分の意思で選んだサークルに進もうとしました。

全てはあの時の経験を糧にして。

新しい人生をやり直すために、私は決意を新たにサークルの部室に向かいました。


このドアの先に私の新しい大学生活が待っている。

私は思いを馳せながら、ドアノブに手を回そうとしました。

続く

2015年12月4日

Posted by TAKA