第185回「人生はやり直せるかを実践した結果<2回目の大学生活>-その14-」

2015年12月4日実体験・人間考察コラム

※前回はこちら から

起こったことをあるがままに受け入れよ。

それが不幸な結果を克服する第一歩である。

ウィリアム・ジェームズ(アメリカの心理学者)
  

私は最初の大学生活4年間を認めることができませんでした。


自分が理想としてた世界とは乖離していていた現実。

心を通わせられる友人が皆無だった4年間。

こんはなずじゃなかった。

何度も何度もやり直したいと唱え続けてきました。

もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる。

デール・カーネギー(アメリカの著述家)


そして、私は再び希望を抱いて、念入りに調べた新しい大学に入学しました。


スタート地点では迷いもありましたが、私はずっと引きずり続けたサークルへの幻想から、ようやく目が覚めたのです。

自分の気持ちに正直に動き始めたこと、そこから世界が広がりました。


いつしか私は、「過去をやり直したい」という執着から、「ここで新しい自分を構築したい」という夢が膨らんで行動に移っていました。
  

行動は必ずしも幸福をもたらさないかもしれないが、行動のないところに幸福はない。

ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家)
 

行動を起こしても、自分の描いてような展開にならないかもしれない。

上手く行かなくて、自分惨めに覚えて、何もかも嫌になってしまう時もあるかもしれない。
  
でも、一寸先は光なのです。
  
あと一歩、あと数センチ先に待つかもしれない光の差す未来に、あなたを待つ人間や環境が待っているかもしれないのです。


確かに、行動を起こしたからと言っても孤独が払しょくされないかもしれません。

でも、人との温もりや愛情は胸に残ります。

そこから生きる活力が宿るのです。

孤独から解放されないとしても、出逢いは潤いと希望と与えてくれるものです。


不幸は私たちに与えられた試練である。

この試練を乗り越えたとき、すべてはきっと好転する。
  
マハトマ・ガンジー (インド出身の弁護士、宗教家、政治指導者、インド独立の父)


どうか、可能性を諦めないでください。

自分の気持ちに正直に、まずは動いてみてください。

行動してみてから判断するのでも遅くはありません。
  
絶望に打ちひしがれるだけではなくて、今からでも始められることがあるはずです。

最後に、私が先輩方から教えてもらった希望の言葉を紹介します。

求めよ、さらば与えられん。

尋ねよ、さらば見出さん。

門を叩け、さらば開かれん。




2015年12月4日

Posted by TAKA