第22回「相手の気持ちが分からなくなったら」
どうしよう、メールを送ってから数時間が経つのにまだ返信が来ないよ……
いつも自分から連絡してばかりで相手からくることなんて滅多にないよ。
他の人と話している時と違ってなんで私が話すといつも素っ気ない態度を取るんだろう。
私なりの精一杯のアプローチ。反応が微妙だし伝わっているんだか不安だよ。
こんな出来事が連続したとしたら、「もしかしたら自分は避けられているんじゃないか」なんて相手に対する猜疑心や不安な気持ちが芽生えてしまうものですよね。
私はこんなにあなたのことが好きなのに。あなたは一体どう想っているの?
自分に対する気持ちが分からなくなると、不安や疑問の想いがどんどん大きくなっていって、「もう駄目かもしれない」「自分には無理だ」という自信喪失の念に襲われてしまいます。
そんな時、ぜひ一度試してみて欲しいことがあります。
それは、「今自分が考えている逆の発想」を試みてみるのです。
「今は精神的にナーバスになっているけど、これを乗り越えればきっとうまくいく」
「勝手な想像を抱いているから苦しいんだ。自分の気持ちに嘘をつかないでアタックしよう」
「想いはきっと届いているはずだ。立ち止まらず伝えればきっと振り向いてくれるはずだ」
「自己完結で答えを出さずに、思い切って自分の不安を言ってみよう」
というふうに、不安な気持ちに苛まれている時は、我慢の限界が訪れている原因の場合が多いので、自分の中でストレスを溜めずに自ら問題に立ち向かっていくのです。
ネガティブな言葉をポジティブに変換すると、ネガポ辞典というものが流行りましたが、全ての物事は見方によって、良くも悪くも捉えられるのです。
相手が自分のことをどう想っていようと「それでも自分は好きだ!」という揺ぎ無い想いがあれば、いつの日か相手も胸のうちを明かしてくれるはずです。
我慢しないで諦めずに、素直な気持ちを伝え続けてください。
最後に報われるのは自分の気持ちに正直に動いたあなたなのですから。
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