第263回「出逢いのサービスの最先端を行く相席居酒屋の登場から その1」

内閣府が6月22日に発表した「結婚・家族形成に関する意識調査」の結果の中で、恋人がいない男女に「恋人として交際する上での不安は何か」を尋ねたところ、

そもそも出逢いの場がない」という回答が約6割でした。

毎日会社と自宅の往復だけで、何の刺激もない日々を過ごしている。

周りは既婚者、彼氏・彼女がいる異性ばかりで、恋愛のチャンスがない。

出逢いさえあれば、恋愛できるのに。

そんな出逢いのなさを解消するために、世の中では様々なサービスが存在しています。

出逢い系サイト、お見合いサイト、異業種交流パーティー、恋活・婚活パーティー、街コン、出逢いカフェなど、複数の男女に巡り会える縁つなぎサービスが溢れています。

広く見渡せば異性と出逢えるチャンスは多く存在しているはずなのに、こういった出逢い系サービスを何度利用しても理想の相手に出逢えないという方の声をよく耳にするのです。

後述しますが、「痛い目を見た」という女性も一人や二人ではありません。

なぜそのようなミスマッチが増えているのでしょうか。

様々な理由が考えられますが、一因として、真剣な交際が目的ではない人間も多いからです。

私自身も今年初めて街コンに参加して、恋人作りが理由でない女性が存在している実態を知りました。

そして街コン自体が縮小している中、急速的に全国展開が広がっている新しい出逢いの形が登場しました。

見知らぬ男女が簡単に知り合うことができるという相席居酒屋です。

その代表が、婚活応援酒場『相席屋』です。

テレビや雑誌でも何度か取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかしたら、既に経験済みの方もいらっしゃるのかもしれません。

2014年の3月に東京に初出店を果たしてから、1年で20店舗以上も拡大してきました。

つい昨日、千葉中央店がオープンしたばかりです。

明後日には群馬高崎店の開業も控えています。

2015年に入ってから勢いは増して、北は北海道、南は熊本まで、約40店舗近く全国展開で広がっています。

次回はこの相席屋が人気がある理由と出逢い系サービスの利用について展開して行きます。

続く

投稿者プロフィール

TAKA
TAKA
恋愛がうまく行かずに、明日を見失っている方に向けてのコラムを20年間発信してまいりました。メールと通話を使った直接対話サービスも10年以上続けております。累計の相談実績は約5000件。
マイナビニュースでも拙コラムの一部を掲載しております。

筆者自身が20代から30代前半まで10回連続片思い失恋を経験したこともあります。

男女の心理が分からない、片思い止まりでどこからどう変われば良いのかさまよわれている方に向けて、拙コラムがお役に立てれば幸いです。


関連取得資格

公認心理師
精神保健福祉士
国家資格キャリアコンサルタント
伴走型支援士
ストレスチェック実施者
メンタルヘルス・マネジメント検定II種III種