第243回「告白して断られてしまってから想いが成就するのです」

2015年11月30日失恋した心に贈る

他人を知るという行為は、自分自身を顧みたり、新しい発見をできることにもつながります。

自分には何の才能もないし、外見も良くないから、モテる要素は全くありません。

今まで告白して成功した試しがないですし、こんな自分が異性と付き合うことができるのでしょうか。


大丈夫です。

これからも好きになれるような異性を探し続けて、臆せずに気持ちをアピールし続けてください。

自分が夢中になれるような趣味や目標に没頭すると、新しい出逢いが広がるものです。

BY TAKA氏

私のもとによく寄せられる類の質問の一つなのですが、私も勇気を出してここで告白したいと思います。

私自身もこれまでの半生で、自分から告白してOKをもらえた試しが一度もないのです。

そう言うと、

自分から行動を起こさなくても、女性側から言い寄られてきたから付き合えたんだろう。

と推測された方もいらっしゃるかもしれません。

私のコラムを長い間ご覧の方はご存知でしょうが、好きになってアプローチしてもかわされたり、告白して断られた経験は山ほどありますし、言い寄られるモテモテ人生とは正反対の生活を過ごしてきました。

だからこそ、自分から告白してその場で受け入れてもらえるという形だけが、恋愛のスタートではないことを伝えたいのです。

お相手の女性から好意を持っていただいたことは確かですが、ただ待ちの姿勢に徹していたわけではありません。

共通していたのは、相手が逆境に立たされている時に支援者になったり、まるで親友のように仲良くしていたら、自然にそういう流れになったということです。

自分から告白をして結果が出ないとしても、そこで恋愛人生がエンディングを迎えるわけではないのです。

当たり前のことなのですが、いざ失恋に浸かっていると、視野が狭まり考え方が凝り固まってしまってしまうものです。

告白されて断られたからもうおしまいだ。

こんな自分を好きになってくれる異性はもう現れない。


このような極端な考えに支配されがちです。

私は告白という行為は、夢の実現への布石だと思っています。

モテる要素がないから告白しても上手くいかないと嘆く方が多いのですが、私から見れば、告白してもめげずに新しい異性を求めるメンタルがある時点で、モテ要素のオーラを感じ取らずにはいられません。

そう、ダイアの原石のようなもので、自分自身まだその魅力と可能性に気付けていないだけというケースが多いのです。

告白というものは種を蒔く行為に似ているのかもしれません。

その場ですぐに結果が出なくても、後になってじわじわと相手の気持ちに変化が生まれることもあるからです。

私も一度だけ経験がありますが、後に逆告白をされるという例も世の中では少なくはありませんし、その相手でないとしても、違う出逢いの形で自分に返ってくるようになるからです。

だから私は好きになったら、タイミングを逃さずに、気持ちをしっかりと伝えられた者が恋愛においては得をすると伝え続けています。

傷つくことを恐れて挑戦する前から保守的な姿勢を崩さない人間が増えている中、相手に気持ちを伝える実績を残せたのに、その先も上手くいかないはずがありません。

気になる人が出来たら、理性で抑えずに、本能に従って気持ちを伝え続けて欲しいのです。

好きだから気持ちを伝える。

本気で向き合える。

シンプルすぎる当たり前の行動を続けていれば結果はついてきます。

2015年11月30日

Posted by TAKA