第116回「難しい決断を行動に移せた暁に、運があなたの味方になる」

2014年11月14日

自分は運がいいほうだと感じています。
でも、運は待っていても来ない。
手繰り寄せるものだと思う。
苦しい思いとか頑張ったヤツに運がついてくると考えている。
だから選択を迫られたときに、いつも難しいほうを選ぶんです。

長谷部誠　「自らの運に対する考え方について語った言葉」より

『石川遼、本田圭佑、長谷部誠などの言葉に学ぶ「夢の実現力」』　Ｐ110より引用

本書の中で、130万部超えのベストセラー『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』の作者であり、30歳を超えた今もサッカー日本代表の主将を務める長谷部誠が残した言葉です。

何かを成し遂げるためには、努力や行動力が欠かせないものですが、特に恋愛の場合は、頑張ったからといって必ずしも自分の想いが成就するとは限りません。

それでも、恋愛が成就して、幸せな関係を構築しているカップルに共通しているのは、

「自分から一歩踏み出した勇気あのある人間」

「運命を自分で切り開く能動的な人間」

だという点です。

著名人にしろ、周囲で輝いている人間しろ、自己実現を果たしている人達が共通して口に出しているのは、

「自分は運が良い」という言葉です。

言霊と言う言葉があるように、口癖のように「自分はツイている」と声に出している人間には、運が味方してくれます。

確かに努力しても、残念ながら相手の気持ちが離れていってしまうことは往々にしてあります。

しかしながら、たとえその相手と上手くいかなくても、その波及によって、運気が上昇して新しい出逢いにつながるケースを私はいくつも知っています。

その挫折で諦めてしまうのは勿体ないです。

運命の人間が、この先に待っているかもしれないのです。

実際に、

相手は自分のことを避けているみたい。
いつまでたっても仲の良い友達のままなんだ。

このような相手との関係性で悩まれている方も多いですが、傷つく恐怖、嫌われる恐怖に負けずに、果敢に自分から一歩踏み出す方に運はついてきます。

自分は運が悪い。
もうこの歳になったら、人生を変えることなんてできないんだ。

過去の繰り返しから、絶望に浸っている方もいるかもしれませんが、今、この瞬間から、

「それでも自分を変えたいから、連絡してみよう、外に出てみよう」

と、心に素直になって行動に移した人間には、遅かれ早かれ必ず幸運が到来します。

ぜひ、自分の力で運命を切り開いてください。

幸せを模索しているあなたならば、それが可能です。