第3回「片思いの苦しみに押しつぶされそうなあなたへ|我欲を手放し『自分軸』で出逢いの奇跡を愛する心理学」
みなさんは今、どんな恋の旅路をさまよっているのでしょうか。
その人を好きになってから、どのくらいの月日が流れたでしょうか。
毎日がワクワクして楽しいですか?
それとも、胸が締め付けられるように苦しいでしょうか?
一般的に「片思いは恋愛の中で最も楽しい時間」だと言われます。
相手を振り向かせるために試行錯誤し、自分を磨く時間は生き生きとした輝きを与えてくれますし、「明日はどんな話をしようか」と妄想を広げるだけで生きる活力が湧いてくるものです。
しかし、実際の片思いは楽しいことばかりではありませんよね。
今回は、片思いが苦しくなってしまう理由と、その苦しみを乗り越えて自分軸の幸せを取り戻すための考え方をお届けします。
1. なぜ「好きな人がいる苦しさ」が生まれるのか?
片思いの渦中にいると、自分の思い通りにならないことの連続に心がすり減ってしまうことがあります。
- 相手が他の異性と楽しそうに話している姿を見て嫉妬してしまう
- 自分に対する態度と、他の異性に対する態度の違いに傷つく
- 相手の一挙一動、些細な変化に敏感になりすぎて精神が不安定になる
片思いが苦しい最大の要因は、「相手の心の中に自分の存在がどう位置付けられているか(相手軸)」が見えない不安にあります。
「告白したけれど応えてもらえなかった」
「相手には別に好きな人や恋人がいる」
「異性として見られていない」
「振られるのが怖くて一歩を踏み出せない」……。
そこには人それぞれの理由があり、想いが叶わないからこそ片思いが続いているのです。
2. 「もっと」という我欲が、出逢えた感動を覆い隠す
好きな人と出逢ってある程度時間が経つと、人間には「我欲(クレクレの感情)」が芽生え始めます。
「もっと自分を知ってほしい」
「自分だけを見てほしい」
「自分を一番特別な存在にしてほしい」
恋をする上で、これらは決して悪いことではなくごく自然な感情の流れです。
しかし、この欲求(見返りの期待)が高まれば高まるほど、それが叶わなかった時に跳ね返ってくる「心のダメージ」も比例して大きくなってしまいます。
「こんなに苦しいなら、いっそのこと諦めてしまいたい」と思い詰めてしまった時、ぜひ立ち止まって胸に手を当ててみてください。
求める気持ち(欲)が強くなるあまり、好きになったあの人と出逢えた“最初の感動”を忘れてしまってはいなかったでしょうか?
3. 「出逢えた奇跡」に感謝し、自分軸の愛を取り戻す
一言で「出逢い」と言っても、あなたがその人と出逢えた確率は、奇跡と言ってもいいほど圧倒的な確率です。
「あの時、あの学校(職場)を選んでいなかったら」
「あの時、あのイベントに参加していなければ」
もし一つでも選択がズレていたら、あなたはその人と出逢うことすらなく、これほどまでに胸を焦がすような特別な感情を知ることもありませんでした。
はじめて話せた日の胸のワクワクやドキドキ、そんな素敵な人に出逢えたこと自体の喜び。
その原点(感謝)に立ち返ることができた時、あなたの心から重たい見返りの執着(相手軸)がすっと消えていきます。
- 「相手に選んでもらうこと(相手軸)」だけを恋の目的にしない
- 「この奇跡のような出逢い」と「人を一途に想える自分の心(自分軸)」を誇りに思う
- 相手の反応に一喜一憂せず、純粋な感謝と好意を大切に温める
まとめ:あなたの純粋な想いは、それだけで美しい
片思いの苦しみを乗り越え、両思いへと成就できればこれ以上幸せなことはありません。
- 「もっと私を見て」という過剰な求愛(我欲)を一歩引いて見つめ直す
- 出逢ったあの日の胸のときめきと、巡り会えた奇跡に感謝する
- 自分の「好き」という純粋な気持ち(自分軸)を大切に育んでいく
相手を想う純粋な気持ち(自分軸)を取り戻した時、あなたが醸し出す雰囲気は柔らかく魅力的になり、相手にとっても心地よい存在へと変わっていきます。
出逢えた奇跡を愛おしみ、自分の温かい想いをどうぞ大切に抱きしめてあげてくださいね。
「片思いの苦しさで心が折れそう」
「諦めるべきか迷っている」
とお悩みの際は、いつでも私に胸の内を打ち明けてください。
あなたが自分軸の笑顔を取り戻し、最高の未来へ進めるよう全力で寄り添いサポートいたします。
投稿者プロフィール
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たかさん(公認心理師 )
恋愛や人間関係で悩み、自分を見失っている方に向けた心理コラムを22年間執筆・発信。
メールや通話による1対1の心理カウンセリングは20年以上継続し、累計5,000件以上の相談実績を持つ。
大手ニュースメディア(マイナビニュース等)でのコラム掲載実績多数。
筆者自身、20代から30代前半にかけて「10回連続で片思い失恋を経験する」という壮絶な挫折を経験。
必死なアプローチによる空回りや過度な執着、自尊心の崩壊を自ら乗り越えてきた。
心理学の専門知識(公認心理師・精神保健福祉士などの国家資格)と、実体験に基づく独自のカウンセリング手法を融合。
「相手軸」の執着や過剰適応から抜け出し、ありのままの「自分軸」を取り戻すための具体的なアプローチを提案している。
相手の心理が分からない、過去の未練や執着から抜け出せないと悩む方々へ寄り添い、心の整理と自己受容をサポートする「心の伴走者」として活動中。
【保有資格】
公認心理師(心理職唯一の国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
国家資格キャリアコンサルタント(国家資格)
伴走型支援士
心理相談員
両立支援コーディネーター
ストレスチェック実施者
メンタルヘルス・マネジメント検定 II種・III種






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