第129回「感謝の気持ちを表現できる人は愛される」

弱冠20歳だった私が(今もまだまだ修行中の身ですが)見よう見まねで始めた相談活動ですが、これまで接してきた相談者様の中で、失恋をしても、後に理想のパートナーにめぐり合えたり、自分に合った職場に就けた方達には、共通点がありました。

それは、


感謝の念を声に出して伝えられて、小さな気遣いができる人間であることです。


相談文を拝見すると一目瞭然です。

 
TAKA氏様のコラムのおかげで、ずいぶん心が楽になりました。

お時間を頂戴しますが、ぜひ聴いていただけるとありがたいです。
 
TAKA氏様も、ご多忙でしょうから、返事は急がないでください。

失恋してしまったけれども、ここまで人を好きになれたのは、初めてだったから、あの人と出逢えてよかったです。

あの人のおかげで人としても異性としても成長できました。


次は幸せな恋愛をできると信じています。

このように、私や好きになれたあの人に対して、

「ありがとう」
「おかげさまで」
「出逢えてよかった」

というような感謝の気持ちを素直に表現している人は、必ずやこの先幸せになれると断言できます。

実際に、後日談を聴かせてくださったかつての相談者様はみな、前述した感謝の念を相談文の中で書かれていました。


「そもそも、文章を見ただけで、その人の未来や、人柄が見抜けるはずがない」

と、懐疑的になっている方もいらっしゃるでしょう。

ところが、10年続けているからこそ言えるのですが、文面こそ、その人の特徴が最も如実に表れているものなのです。
 

改行の使い方、文章の長さだけ見ても、書き手の人間性が想像できるのです。

文字だからこそ、自分を繕うことも可能ですが、文字を通して素直な気持ちを吐露してくださっているので、響くものは違います。

実際に、オフラインの世界で、文字でやり取りをした相談者様の何人かとお会いしたことがありましたが、イメージと乖離していませんでした。

感謝の気持ちを伝えれる人は、愛されます。
 

おせっかいとは分かっていても、自分を必要としてくれて、こちら側の立場まで慮ってくれる方には、とことん力になってあげたいと思うものです。

そして、感謝の気持ちを素直に伝えられると、嬉しいものです。

そんな思いやりがある人間の傍に寄り添いたくなるのは、自然な感情だと思います。

感謝の気持ちを伝えるだなんて、当たり前すぎて、照れくさいし、あえて口に出したくないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

けれども良い言葉が良運をもたらすように、「ありがとう」の気持ちを伝えていくだけで、人生は好転していきます。

自分のことでいっぱいいっぱいになっているからこそ、優しくされたら感謝の念を言葉に出してみてください。

運命がきっと変わり始めます。

 

投稿者プロフィール

たか
たか
たかさん(公認心理師 )

恋愛や人間関係で悩み、自分を見失っている方に向けた心理コラムを22年間執筆・発信。

メールや通話による1対1の心理カウンセリングは20年以上継続し、累計5,000件以上の相談実績を持つ。

大手ニュースメディア(マイナビニュース等)でのコラム掲載実績多数。

筆者自身、20代から30代前半にかけて「10回連続で片思い失恋を経験する」という壮絶な挫折を経験。
必死なアプローチによる空回りや過度な執着、自尊心の崩壊を自ら乗り越えてきた。

心理学の専門知識(公認心理師・精神保健福祉士などの国家資格)と、実体験に基づく独自のカウンセリング手法を融合。

「相手軸」の執着や過剰適応から抜け出し、ありのままの「自分軸」を取り戻すための具体的なアプローチを提案している。

相手の心理が分からない、過去の未練や執着から抜け出せないと悩む方々へ寄り添い、心の整理と自己受容をサポートする「心の伴走者」として活動中。

【保有資格】

公認心理師(心理職唯一の国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
国家資格キャリアコンサルタント(国家資格)
伴走型支援士
心理相談員
両立支援コーディネーター
ストレスチェック実施者
メンタルヘルス・マネジメント検定 II種・III種