第373回「カッコつけるのを止めて恋人が欲しいアピールをすればいい」

上手くいかない恋愛関係カッコつけるな,恋人が欲しい,彼女いない歴20年


この記事を僕のように『恋愛しにくい35歳オーバー』や『長期間彼女がいない人』へ捧げたい。

僕は21年間彼女がいなかった。

暗闇というより、暗黒のなかで生き抜いてきた。この暗黒のまま、人生を終えるのかも……。

47歳だし、そろそろ恋はあきらめる年齢なのかもと頭をよぎっていたら…ミラクルが起こった。

【恋はいきなりやってくる】by 人生の賭け方

彼女いない歴21年の47歳プロギャンブラーが女子大生と付き合えた理由の冒頭より


恋人いない歴が1年、2年と積もって行き、気がつけば20代から30代、30代から40代へと年を重ねることで、日に日に焦りと「もう無理なんじゃないか」と諦観する気持ちが強くなって行く過程は安易に想像できます。

ところが、この筆者はアラフィフの段階で、21年ぶりに恋愛が成就したというサプライズを果たしたのです。

しかも相手は年の差25歳の女子大生。

そんな漫画やドラマのような展開が現実で起きるだなんて、その勝因に注目される方も多いと思います。

筆者は恋愛が成就したポイントを下記の5点に凝縮されています。

勝因その壱 SNSで自分をアピール
勝因その弐 コメントすることで仲良くなろう
勝因その参 理想の恋人の条件「尊敬できる人」へ
勝因その四 「彼女が欲しい」と告知
勝因その伍 最強のTシャツを着よう!

詳しい内容は「彼女いない歴21年の47歳プロギャンブラーが女子大生と付き合えた理由」をご覧ください。

筆者は自身のブログや著書、SNSを駆使されて、「俺はこういう人間だ」というのを幾度となく発信されています。

彼女さんは筆者の人間性を気に入られた=ずっと尊敬していたということでしたから、恋愛に進展するのは不自然ではありませんでした。

まさにセルフブランディングに成功したモデルとも言えるでしょう。

※セルフブランディングとは、SNS やブログを通じて、知名度を広げるための「自己発信」だけではなくて、 意識的に相手へ自分の価値を伝えることで、ビジネスで優位に立てるマーケティング手法です。

加えて成就の決め手は、「彼女が欲しいことを最大限にPRしたこと」だと私は感じました。

オンラインの世界での発信に留まらず、オフラインの世界でも「彼女募集中Tシャツ」を着てアピールするほどの徹底ぶりです。

真似ができるようで、できるものではありません。
十中八九「バカバカしくて恥だ」と一笑するでしょう。

彼は本気で実践し続けた結果、成就したのです。
誰にでもできる行動ではありません。

「そもそもそこまで必死になるのは恥じるべきことだ」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

けれども、筆者のブログ記事に掲載されている実際の写真を眺める限り、痛々しさは伝わりませんでした。

むしろ羞恥心を凌駕した清々しさ、恍惚の表情すら浮んでいるように見えます。

40代後半に差し掛かり、彼女いない歴が20年も続くと、もはや失うものはないという境地から常識の枠を超えて本能に従った行動を起こせたのかもしれません。

そんな筆者の素の部分や半生が彼女の心に留まったことで、彼女いない歴も止まることになったのでしょう。


私も20代までは努力さえ続けていれば必ず想いは成就すると盲信していました。

それが10人以上連続で玉砕していると、自信が崩壊するのはもちろん、「このままのやり方では通用しない」と自分の限界を痛感するようになりました。

それまでは、「彼女が欲しい」と公言することはプライドが許さないと自制していましたが、30代になることで、見栄を張っても良縁はやってこないと現実を見つめるように切り替えました。


そんな自分を変えるためのきっかけとして、あるコミュニケーション向上セミナーに参加した時のエピソードです。

「一年後の自分」というテーマを受講生達の前で発表する際に私は下記の通りに公言しました。


「一年後は失恋の連続でどん底だった自分を必要としてくれる女性に巡り会えてハッピーになる」


そんなことを恥じらいなく口にするのは私だけだったので、講師はもちろん、受講生達からも、

「素敵な目標ですね」とか「そんな失恋を繰り返していただなんて意外です」という言葉を頂戴しました。

これまで、そんな自分の弱みを大勢の前で惜しげなく表現したことはなかったので、新しい自分を塗り替えられたような脱皮感がありました。

そして、この行動によってその後意外な縁につながりました。

帰り道が一緒になった受講生の女性が、

「実は私も最近長年付き合った彼氏と別れたばかりなんです」


と打ち明けて来たのです。

すっかりと意気投合した私達は連絡先を交換して毎日のようにメールのやり取りを交わすようになりました。


その後の関係がどうなったのかについてはご想像にお任せします。


セミナーに参加することで、女性との出逢いを全然期待していなかったと言えば嘘になりますが、自分の一番弱い部分を曝け出すことでまさか似た境遇にある女性と共鳴し、プライベートの仲につながるとは夢にも想像していませんでした。

それまではずっと、恋人が欲しいとアピールするのは負けを認めるようなものだとこだわりがありました。

むしろ恋人がいなくても一人で生きていけると平然を装おうようなスタンスを貫いてしました。

今回の出来事で、もしかしたらその気取った態度が異性との縁を遠ざけて来たのかもしれないと感じるようになりました。



カッコつける自分を剥ぎ取ることで、恋愛がうまくいかなくなるスパイラルから脱却できるきっかけになるかもしれません。

思考と行動次第でいつだって新しい自分に変われます。


↓筆者のブログ記事 幸せそうな姿が際立っています。
21年ぶりに彼女さんができました♪ボラ政治家62

Posted by TAKA