第356回「心のスキマを恋愛で埋めないで|自己肯定感を高める『引き寄せ』の心理学」
「心のスキマを埋めたい」
「周りばかり恋人がいて焦る」
このような自己都合や孤独感を埋める目的だけで異性とお付き合いを始めると、幸せな関係を構築しにくくなる傾向があります。
日々のご相談を伺う中でも、相手を自分の思い通りに支配したくなる衝動に駆られ、結果的に関係が上手くいかなくなってしまうケースを数多く見てきました。
孤独から逃れるために恋愛を利用している時は、自己肯定感がすっかり薄れてしまっているサインです。
幸せな恋愛を実現するためには、まずは「自分自身を愛せる心の余裕」が根底にあるかどうかが非常に重要になります。
「結果が出ないと自信は持てない」という思い込み
恋愛でも仕事でも、「もっと自分に自信を持ちなさい」というアドバイスをよく耳にします。
しかし、そう言われて一朝一夕で自信スイッチをONにできる人はいません。
むしろ、「自信を持てない自分はダメなんだ」とさらに落ち込んでしまう方も多いでしょう。
多くの方は、「上手くいった『結果』が出ない限り、自信なんて持てるはずがない」という先入観に支配されています。
もちろん結果は大切ですが、自信を育てるために、必ずしも「先に結果を手にしていなければならない」というルールはありません。
お金をかけずに今日からできる「イメージング」
結果が出ていなくても自信を芽生えさせ、望む結末を引き寄せる方法があります。
それは特別なことではなく、今この瞬間からお金をかけずにできる「イメージング(アファメーション)」です。
「私は幸せな恋愛ができる」
「私は試験に合格できる」
と肯定的な言葉で断定しながら、願いが叶った後の自分像を思い描く手法です。
「ハァ? 念じるだけで叶うほど世の中甘くないよ!」
とイラッとされた方は、過去に試して結果が伴わなかった悔しいご経験があるのだと思います。
ですが、少しだけイメージングの解像度を上げてみませんか。
私自身、これまで社会福祉関連の国家資格やキャリアコンサルティングの試験に挑んできましたが、例外なく「合格できている自分」を鮮明にイメージし続けてきました。
単なる合格の事実だけでなく、「その資格を使って、相談者様の前でどのように仕事をしているか」という具体的なビジョンまで描けていた資格は、現在、思い描いていた通りに日々の活動へと結びついています。
なりたい自分を肯定するコツ
アファメーションを効果的に行うポイントは以下の通りです。
- 「〜になりたい」ではなく「〜になっている」と完了形で自分に宣言する
- それが叶った時の感情(嬉しい、ホッとしている等)まで一緒に想像する
- 叶った後、自分がどのような形で周りの役に立っているかまでビジョンを広げる
自分で自分を認めてあげて、確実な自信を心に植え付けることで、夢は格段に実現しやすくなります。
投稿者プロフィール
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たかさん(公認心理師 )
恋愛や人間関係で悩み、自分を見失っている方に向けた心理コラムを22年間執筆・発信。
メールや通話による1対1の心理カウンセリングは20年以上継続し、累計5,000件以上の相談実績を持つ。
大手ニュースメディア(マイナビニュース等)でのコラム掲載実績多数。
筆者自身、20代から30代前半にかけて「10回連続で片思い失恋を経験する」という壮絶な挫折を経験。
必死なアプローチによる空回りや過度な執着、自尊心の崩壊を自ら乗り越えてきた。
心理学の専門知識(公認心理師・精神保健福祉士などの国家資格)と、実体験に基づく独自のカウンセリング手法を融合。
「相手軸」の執着や過剰適応から抜け出し、ありのままの「自分軸」を取り戻すための具体的なアプローチを提案している。
相手の心理が分からない、過去の未練や執着から抜け出せないと悩む方々へ寄り添い、心の整理と自己受容をサポートする「心の伴走者」として活動中。
【保有資格】
公認心理師(心理職唯一の国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
国家資格キャリアコンサルタント(国家資格)
伴走型支援士
心理相談員
両立支援コーディネーター
ストレスチェック実施者
メンタルヘルス・マネジメント検定 II種・III種






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