第107回「なぜか恋人ができないことに悩んでいる貴女へ」
素敵な彼氏が欲しいのに、いつまで経っても理想の男性は現れそうにない。
数年前に、そうぼやいていた女性に好意を抱いた私は、アプローチをかけました。
飲み会の席で傍になったことをきっかけに、彼女の胸の内を聴けたのです。
彼氏がいない意外性に加え、容姿も自分のタイプだったので、私の中のスイッチがオンに切り替わりました。
「照れるよ」とか「そんなことないよ~」みたいな一文でかわされてしまい、他愛のない話題を振っても、会話が続かずに、相手からの連絡は一切ありませんでした。
これは「脈なしだな」と感じた私は、これで駄目なら諦めようと、実際に逢った時に、一対一のデートに誘ったわけですが、
と、定番の断り文句を告げたので、私は撤退しました。
月日は流れ、1年後にその女性と再び飲み会の場で、語り合う機会がありました。
その女性は未だに彼氏ができなくて、言い寄ってくる男性が皆無だと、以前と同じぶやきを出していました。
当時私がアプローチしたことをスルーしているし、こんなに可愛くて、男が放っておくはずがないので、一つのカミングアウトをしました。
「実は1年前、○○ちゃん(その女性の名前)のことを気になっていたから、アプローチしていたんだけど、気付いてた?」
その言葉を耳にした彼女は、目を丸くして、
もしかしたら、本当は気付いていたものの、私の手前で気を遣ってそう答えたのかもしれませんが、彼女は、
しばしば話を交わして思ったのは、彼女が一体どういう男性が好きなのかが伝わってこないことです。
好きな異性のタイプを聴いても、「優しい男性」という抽象的なイメージにとどまり、
彼女は男友達も多いようで、二人で遊んだりすることも多々あるようです。
しかしながら、一度も告白されたこともないし、好きになった男性がいても、自分から告白したこともないとのことでした。
恐らく、出逢いが皆無だったわけではありません。
彼女の「彼氏が欲しい」発言を耳にすると、一見隙があるように見えるものの、実際にメールのやり取りをしても、脈を感じられない歯がゆさから意気消沈してしまう男性は多いことでしょう。
男性からしたら、壁を感じてしまい、頓挫してしまうわけです。
と漏らしました。
もしかしたら、貴女も彼女のように、本当は周りの環境に出逢いがあるのにも関わらず、気付いていないで(もしくはわざと見て見ぬ振りをしていて)理想の男性を描きながら、悶々と過ごしている状況なのかもしれません。
自分を好いてくれる男性がいても、自分が相手を受け入れられないと次のステップには進めないわけですが、まずは自分に興味を持ってもらうことから始まります。
「あなたのことを知りたい」という好奇心を示すことから、良縁がぐっと近づきますよ。
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