第338回「隣の席の人に話しかけるという出逢いのきっかけについて」

上手くいかない片思い出逢い, きっかけ, 話しかける, 席が近い

友人の結婚式の披露宴で、たまたま席が隣同士になった初対面の男女が数カ月後にゴールインしたという実話があります。

男女ともに独身フリーで、出身校が同じだったという共通点から一気に盛り上がって、あれよあれよといううちに交際、そして挙式というスピード婚です。

席が隣だったから親近感が湧いて、話しかけたら仲良くなれたという馴れ初めは珍しくはないですよね。

学校や職場で席が隣だったので頻繁に話しているうちに好意が芽生えたというきっかけもよく聞きます。

これは恋愛面だけに限定せずに、親しい友人も、席が近かったので距離が縮まったという背景を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

ということで今回お話したいのは、出逢いの少なさに悩んでいる人は、「席が近くの人に積極的に話しかけてみませんか?」という出逢いのきっかけと、心構えついてになります。

そうは言っても、職場や学校じゃフリーの異性が少ないし、席が近くになれるようなチャンスすらないんだよ。

と嘆きたくなるような方もいらっしゃるでしょう。

そんな時に、日常の延長線上ではなくて、外に目を向ければ、異性とお近づきになれるような機会は作れるものです。

たとえば、特急や新幹線の指定席、自由席で隣合わせになったシチュエーションというのはどうでしょうか。

電車内で隣り合わせになった異性に話しかけられて恋をしたというエピソードもいくつか耳にしたことがあります。

そうは言っても、いざその場面が訪れても、とても話しかけるような行動力がないという方がほとんどでしょう。

ハイリスク・ローリターンのようで、見ず知らずの異性に話しかけたら警戒されるし、迷惑に違いないという先入観が先行するからです。

学校や職場と違って共通点も見つけづらいし、気まずい思いをしたくないというリスクが脳裏をよぎるからでしょう。

特に男性陣からすると、ナンパ行為のようにも捉えられかねない電車内の話しかけ行為に抵抗を覚える方が多いはずです。

仮に悲鳴でも上げられて痴漢行為と誤認されたらと思うと、触らぬ神に祟りなしモードに努めたいと思って当然です。

ここで注目したいのは、「実は話したいのだけれども、そんな勇気がないから諦める」という内面です。

リスクを恐れるということは、言い換えれば行動を起こしたい気持ちは根本としてあるという表れです。

新幹線車内のナンパに注意」という記事内にあるように、「せっかくのチャンスで胸がときめいたから話しかけたい」という衝動に駆られつつも、現実的に上手く行くはずがないど判断して何も起こせずにいる人間は少なくないものです。

あえて社会的信頼を失うかもしれないリスクを冒してまで、見知らぬ異性に声をかける必要性はありませんが、「なんとか話したいな〜」と悶々とした気持ちを抱えつつもいつも諦めていたとしたら、思い切って一度だけ声をかけてみると、世界が広がるかもしれません。

すぐに恋愛につなげようと血眼になるよりも、一期一会でその場の会話を楽しむことに傾注すれば、相手も警戒心を和らいで話に乗ってくれる可能性が高まります。

「連絡先を交換しませんか?」なんてのは唐突過ぎてNGですが、例えば「隣に座らせていただいてもよろしいでしょうか?」とか、「終点は○○駅で合ってますか?」という当り障りのない質問から相手の反応をうかがいつつ次の手を考えていけば不審者扱いにされたり、恐怖を与えてしまう危険性は少なくなります。

必ずしも恋愛につながらなくても(むしろその可能性のほうが断然高い)、「いつも諦めていたのに、今回は話しかけられて、相手も応えてくれた」という小さな成功体験が次のステップにつながっていきます。

「話しかけること自体がいけないことだ、恥ずかしいことだ、迷惑なことだ」という固定観念を少しでも払拭出来れば儲けものです。

それでもやはり電車内は抵抗がある方の方が多いでしょうが、広い世界を見渡せば異性と隣り合わせになって自然に話しかけられるようなチャンスは多々存在します。

私の場合、幕張メッセや東京ビッグサイト等で開催される大型イベントでは必ず誰かしらに話しかけることを課して参加しています。

ブースの待機列で近くになった人に話しかけることもあれば、レイヤーさんに撮影と同時に小話を展開しているという点もあります。

日常生活では交われないような人々から得るものが多いからです。

意気投合した場合にはツイッター等の連絡先も交換して個々人の活動内容や趣味としていることを知って自分の知らない世界を学ばせていただいています。

また、今の世の中では見知らぬ人間に話しかけること自体が「危ない人間」だと認識されるリスクがあると思われがちですが、時の場合と声掛けの仕方によっては、話しかけてもらえて感謝すらしてもらえる(社交辞令の場合もありますが)こともあるものです。

私自身の最近のエピソードですと、4月下旬に行われたニコニコ超会議のテレ東ブース「youは何しに日本へ?」のイベントで来場していた太田勇ディレクターに話しかけた時のことです。

番組への思いを力説した後で、太田ディレクターからは、「そうですか!そのように感じてくださったのですね。ありがとうございます。そしてわざわざ遠征ありがとうございます」と感謝の意を伝えてもらいました。

一視聴者の意見を遮断することなく最後まで耳を傾けられた上に、労いの言葉までくださった太田ディレクターの器の広さに感動したものです。

拙ブログの見出し画像としてお世話になっている、フリー写真素材ぱくたその交流会のフリートークの場面でも、何名かの参加者から「話しかけくださってありがとうございます」という嬉しいリアクションも返ってきました。

話しかけただけで感謝されるのだとしたら、話しかけないと人生損をしているとも言い換えられるものです。

隣の人、近くの人に話しかけてみることを実践して、「この場面では通用する、しない」という経験を積むことで、自分に見合った出逢いの場や相性の合う人間が分かってくるメリットもあります。

「恋愛の話から逸れてきているじゃなん!」なんてツッコミも聞こえてきそうなので話題を戻しますが、要は男女問わずに初対面だとしても、話しかけてみたら案外相手のリアクションが良かったり、共通点があって得るものが大きかったという体験も少なくはないものです。

自由行動式の交流会や恋活パーティー等でも応用できる考え方でしょう。

席が近かったから話しかけてみるという振る舞いを続けているうちに、あなたを待っている運命の出逢いが広がるかもしれませんよ。

Posted by TAKA