第339回「片思いや復縁で脈なしを感じたら一時停止を選びましょう」

頑張れば頑張るほど、反比例して上手く行かなくなるのが恋愛の特徴です。

なぜ頑張ってしまうというと、焦りや不安から生じる気持ちが大きいものです。

今気持ちを伝えなかったら、相手の心が離れていってしまう。

いかに自分が相手のことを想っているのかをアピールすればきっと心を開いてくれるはずだ。

そういう思いを抱えながら相手にアプローチすればするほど、皮肉にも相手の態度が素っ気なくなっていって、恋愛成就や復縁のチャンスをみすみす取り逃がしてしまう結末が待っているのです。

相手に振り向いて欲しいから頑張っているわけですが、相手はその頑張りを必要としていないのです。

相手にはその大きすぎる好意は十分伝わっているのです。けれども、相手はその気持ちに応えるつもりはない。

気持ちの温度差が生まれている状態で、片方が盛り上がりすぎて上手く行くはずがないのです。

けれども、相手のリアクションからそれを肌で感じていても、その現実に目を向けることはとても心が痛むものです。

自分の無力さや魅力の無さを痛感して、ここで引いたらもうチャンスは二度とやってこないという気持ちから、引くに引けない心理状態なのかもしれません。

ここまで読んで来て、「やっぱり自分は頑張るしか方法がない」という決心が固まったのならば、私から申し伝えることはありません。

ぜひ初志貫徹し続けてください。

一方で、「やっぱりこれ以上頑張らないほうが良い」という思いが少しでも高ぶっていたとしたら、今、この瞬間からでも頑張ることをストップしてください。

基本、片思いも復縁も、頑張らないほうが上手く行きます。

これは十人十色の恋愛の形においても、共通する法則です。

そこでオススメするのが「一時停止」という選択です。

今頑張っても上手く行かない気がするからこそ、その直感に従って行動を一時停止するのです。

それから再アクションのタイミングを計画してみてはいかがでしょうか。

具体的には、「気持ちのモヤモヤが晴れるまで期間を定めて連絡を一切控える」という方法や、「資格に受かったら連絡をする」という新しい目標を掲げて叶ったら新しいアクションを起こすというスタンスです。

一度的に行動を停止したからといって、関係が遮断されるというわけではありません。

恐らく、行動を停止するという上で最も恐れていることは、「相手が自分のことを忘れていってしまう」「他の異性と仲が進展してしまう」という最悪な未来予想図ではないでしょうか。

けれども、冷静になって考えてみると、ここでその未来を阻止すべく、頑張れば頑張るほど空回りして相手が自分から離れていって、意図せずにその未来予想図がいち早く具現化してしまうという悪循環が待っているのです。

そこで一歩踏みとどまって頑張りを止める選択を進めることで、相手にこれ以上悪印象を及ぼす可能性はなくなります。

それだけでも停止を選ぶメリットがあるのです。

もしかしたら、「押してダメなら引いてもダメ」という言葉があるように、今までを振り返ると、仮に一歩引いたとしても、相手からの連絡等はなく、むしろ人づてに新しい恋人が出来たなんて哀しい結末を経験された方もおられるかもしれません。

残念ながら、私も経験済みですがそのような現実も大いに有り得るわけですが、押しても引いてもどちらの選択を取っても縁がない相手とは成就出来ないものです。

一方で、人の気持ちや記憶は日々移り変わるものですから、「あの人にはあんな良いところがあったな〜」とか「最近めっきり連絡がないけれども、今頃あの人は何をやっているのだろうか?」なんて具合に、停止中だからこそ相手があなたのことをふと思い出して連絡をしてくる可能性も生まれてくるのです。

今が上手くいかないからと言って、数ヶ月後や数年後、未来永劫変化がないということはありません。

そして、停止中に新しい世界に身を投じてみることで、あなた自身が変わります。

新しい経験を積んで、新しい自分に成長して行くことで、時機が訪れたらあの人と新しい関係を築けるようになるチャンスが見えてくるのです。

人の気持ちは常に移り変わりますし、置かれている環境や立場も一定ではありません。

今は縁を感じられなくても、この先縁がつながるという可能性もゼロではないのです。

それにもしかしたら、今はあの人だけに固執しているものの、停止期間の新しい出逢いによって、数カ月後には想像すらしない新しい恋愛を進行しているかもしれません。

停止という選択を進むからこそ、様々な可能性が広がることを声を大にしてまとめさせてもらいました。

私に相談してくださる若い女性の方でも、彼と上手くいかない中で、自分の意に反してでも相手と距離を置いたことで、仲違いしていた関係が修復できたという喜びの声も届いています。

今が一番辛さのピークです。
停止を選ぶことで、少しずつ、少しずつ心が癒やされてまた再起出来るようになっていきますよ。

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