第306回「偶然が重なるのは単なる偶然ではないかもしれません」

2015年11月30日実体験・人間考察コラム

※投稿日に撮影したジュウガツザクラ(冬桜)


11月1日、偶然という言葉を強く考えさせられる出来事が重なりました。

この日は私の32回目の誕生日。

新しい年の始まりの日に、前々から足を運ぼうと計画していた、東京都自由が丘のルピシア本店と、白金高輪の盛運亭というラーメン屋の二店舗に向かいました。

1店舗目のルピシアというお店は、緑茶と紅茶の専門店です。

実はハーブティーと緑茶を毎日のように飲んでいる私ですが、特にルピシアティーがお気に入りの銘柄の一つでした。

そして店内に入ると、看板のキャッチコピーが目に留まりました。

11月1日は紅茶の日

誕生日が紅茶の日だということは、初めて知りました。

運命じみた物を感じた私はとっさにネットで由来を調べてみると、日本紅茶協会が1983年(昭和58年)11月1日に定めたというのです。

これを知って更に驚きです。

なぜならば、私の生年月日と同じだったからです。

偶然とは言え、小さな感動を覚えつつ次の店、盛運亭へと移動しました。

※辛ネギラーメン大盛りを頼みました。

この盛運亭は、タモリさんが20年以上通っている行きつけのラーメン屋としても知られています。

運気が上昇しそうなその店名に関心を惹かれ、誕生日のこのタイミングに初来店したのです。

店内には、タモリさんが来店した時の写真が飾られており、その隣に「30周年記念」と銘打たれた文字が目に入りました。

タモリさんが来店されたのが2年ほど前の様子だったので、もしかしてという予感を感じながらネットで開業日を調べてみると、1983年であるということが判明しました。

前々から興味を持って初めて来店した二店舗とも、私の誕生日に密接に関連していたのです。

偶然を単なる偶然だとは思えずに、吉兆に感じられずにはいられませんでした。


ここまで直近に起きた私のバースデーエピソードをお話しましたが、偶然の一致から不思議な縁を感じることって珍しくはありませんよね。

例えば、好きになった人が同じ出身地や出身校であったりすることが分かると、急に親近感が湧くものですよね。

前回のコラムでハローウィンの日の渋谷の実態を紹介しましたが、仮装した若者同士が一瞬にして意気投合しているのも、共通点、類似性というのが大きなきっかけになっています。

自分が好きになった物や対象というのは、どこかしら自分との強いつながりや関わりがあるのかもしれません。

そういうご縁を単なる偶然に終わらさずに、どんどん広げて行くと、良縁が自分のもとにたぐり寄せられることでしょう。

2015年11月30日

Posted by TAKA