第311回「復縁や再告白を目指している時に、見てはいけない○○○」

2015年11月30日上手くいかないネット、SNS、メールSNS Twitter 見ない



※東京都日本橋の小網神社。強運厄除けスポットとして有名です。

復縁を目指されている方、

もしくは告白されて断られたけれども、再告白や再アプローチを計画されている方にとって、

即効性のあるオンラインツールがあります。

すぐに効果があると言うと、その正体を知りたくなりますよね?

無料でかつ誰でも利用ができるものです。

もしかしたらみなさんも既に利用中かもしれません。

そのツールとは、

抽象的に示すならば、SNS。

 

具体的に答えると、

ツイッター、FACEBOOK

です。

最近普及してきたインスタグラムもその一角とも言えます。



今さら感満載の回答だったでしょうか。

確かに今さらですが、これらは使い方とタイミングによっては本当に効果がありますよ。

即効性というので期待されたかもしれませんが、今回の場合は悪影響である場合に着目しています。

みなさんが好きな人(好きだった人)が、ツイッターやFACEBOOKを利用中であることを前提にお話していきます。

失恋をして未練が残っている方、

片思い中で相手への想いが日に日に募っている方の中で、

意中の相手のアカウントを知っていたら、ほとんどの方がアクセスされることだと思われます。

かくいう私も何度も覗いたことがあります。

ここでいきなり極論を申し上げますが、

その状態で相手のツイッターやFACEBOOKを見続けることは、百害あって一利なしです。

もちろん逆手に取るような例外はありますが、それは最後の最後に触れたいと思います。

そもそもなぜあの人のアカウントを見たくなるのでしょうか。

相手の最新情報であったり、

過去の出来事、

つながっている人間とのやり取りを把握したいからでしょうか。

実際にアクセスさえすれば、何らかの情報を手にすることは出来るかもしれません。

でも、そのことによって、心が満たされたり、

復縁や再告白を行う上での好材料になったことはあるのでしょうか。

恐らく、大抵の方は、

「見なければ良かった」「知りたくなかった」

というような痛切なダメージを覚えていたのではないでしょうか。

あるいは、

「それはどういう意味なんだ?」

と疑念が渦巻いて止まらなくなる場合もあるでしょう。

事例で説明します。


例1

ある日、プロフィール画像が意中の相手が飼っている愛犬から、

恋愛にご利益がある観光名所の建物に変わっていた。

 

例2

タイムラインに、

「今日、○○達と一緒に朝までオールして深い話しちゃいました♪」

という写真付メッセージが目に留まった。

 

このような情報が飛び込んできた時、心は深く動揺してしまう危険性があります。

心の中では「なぜ」が次から次へと浮かび上がってきて、どんどんあらぬ妄想が広がってしまうでしょう。

例1の場合は、

「どうして急に画像を変えたんだ。出雲大社の画像にするなんて、

誰か好きな人が出来たのか、それどころか付き合っているのか」

 

こんな憶測がとっさに思い浮かび、疑問を解決するために、

毎日アクセスして凹むための情報を探すようになるのです。

例2の場合は、

「深い話ってもしかして、新しく好きな人が出来たとかいう話なのか」

直感のようにこのような発想が浮かぶかもしれません。

もし写真の中に異性が写っていたら、

「もしかしてこの人が恋人か!?」

なんて致命的なくらいの打撃を覚えるかもしれません。

実際は深い意味はないのに、勝手に妄想が膨らみ、

自分でコントロールできなくなってしまうことが負のスパイラルのカラクリなのです。

「なぜ」を解消するために、頻繁にアクセスしても、そこで心が癒されることはまずないのです。

それどころか、新しい「なぜ」がどんどん広がっていって、

ますます心がえぐられるような衝撃を受けてしまう可能性が高くなるのです。

その結果、見てはいけないけれども、見ずにはいられないという、

依存症のような日常から抜け切れなくなってしまうのです。

既に頭では理解しているように、これ以上相手のSNSを巡回していても、

復縁や再告白にあたって何のメリットもないのです。


心がかき乱されて、不安と絶望の狭間から憔悴しきって日々の生活に支障すら起きている。

そうなってしまったら、一刻も早くSNSから身を引いて、その世界から戻ってきてください。

まだ間に合いますから。

そもそも原点を思い出してください。

みなさんはツイッターやFACEBOOKであの人の近況や過去を知ってどうしたいのでしょうか。

本来の目的は、あの人とまたやり直すこと、交際をスタートさせることですよね。


SNSで相手の人生を知ったつもりになって、悲劇のヒーロー、ヒロインに溺れることではありませんよね。

求める関係性はSNSの世界からは築けません。

無意味だと頭の片隅でも分かっているならば、今すぐにでもアクセスをやめてください。


本当に、今の状況ではそこから得られるものはありません。


ちなみに、「今」と加えたのは、

前の方で触れた「SNSを逆手にとって恋愛に活かせる例外」にも共通しています。



そのタイミングは、好きなあの人のことがどうでもよくなった時です。


別に今見なくてもいい。


そのくらいの心理状態になった時に、

あえてアクセスしてみて心が揺れることが全くなければ、

復縁にしても再告白にしても、高い可能性で上手く運べるようになるでしょう。

今はとてもそのような時期ではありませんよね。


不安で仕方がない今、SNSにアクセスすることで、自ら不安な要素を探してしまっているのです。

相手が誰と過ごしているかとか、

どういう心境で毎日を過ごしているかとか、

そこに一切自分が存在していない現実を垣間見て、自己否定感を勝手に増幅させているのです。

まずはSNSの世界から身を引くこと。

そこから復縁や再告白の可能性の芽が生えてきます。

2015年11月30日

Posted by TAKA