第200回「ありがとう 200and1000」

2015年11月30日実体験・人間考察コラム

コラムを書き始めて10年が経ち、ついに掲載200回を達成することができました。

2011年5月11日に100回目に到達してから約3年半です。

200回を記念して、これまでの過程を振り返ります。

マイナビ社からコラム連載のオファーをいただいた際は、破竹の勢いのように半年で80ものコラムを発信することが出来ました。

多くの読者様に見てもらえる喜びから、次から次へとアイデアが浮かんできたのです。

100回目で卒業してからは、しばらくモチベーションが低下していました。

まるで燃え尽き症候群のように、ネタが浮かばないし意欲を失っていました。

そんな中、他でもない読者様から、

コラムを楽しみにしています

いつも見ています

という温かいエールを受けて、再起動を決意したのです。

マイナビでのコラム連載を終了しても見限らずに、期待してくださるその有難さには、救われる思いでした。

そして2014年はもう一つの目標を達成することが出来ました。

相談室のスレッド数が1000を迎えたのです。

この10年間、私の中では常に1000という数字が原動力になっていました。

ミュージシャン川嶋あいとアニソン界の帝王であるアニキこと水木一郎さんの背中から影響を受けていたのです。

2002年から始めた路上ライブが2005年に1000回に達した「路上の天使」と呼ばれていた川嶋あいは、

「とにかく路上ライブを1000回やろう。1000回やってダメなら、諦めよう」

という思いから、初志貫徹することが出来ました。

誰もいなくても、素通りされても歌い続けた彼女のもとには、いつしかたくさんのお客さんが集まるようになったのです。
 

水木一郎さんは1999年に、24時間かけて持ち歌1000曲を連続で唄いまくるという偉業を達成しました。

途中声が掠れたり、体力の限界を感じて崩れ落ちてしまった場面もありましたが、前人未到の記録を残すことに成功したのです。

この10年間、相談室スレッド1000までの道は決して平坦ではなかったですが、無我夢中で前を向いて歩いてきたら目標地点にたどり着いていました。

研究家のながれおとやさんの名言で、

ひとつのことを10年間続ければ、その道のプロになれる。」

という言葉があります。

私自身まだまだ研鑽の身ですが、この10年ひたすら継続してきたことで、見えて来た境地があります。

気が付けば、私が一生をかけて成し遂げたいほどの生きがいになっていたのです。

2年前から始めた生通話相談カウンセリングの活動が如実です。

私は私生活や本職でどんなに疲れていても、応じてきました。

大阪のユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行って、ホテルに滞在している間も電話相談に対応しました。

プライベートを割いてまで申し訳ないと謝られることもありますが、私にとっては苦ではないのです。

どんな時も新しい出逢いと新しい学びを楽しみにしているのです。

だからここまで続けることが出来ました。

時には、脅迫まがいのメッセージが届いたり、自尊心を揺るがすような一撃を喰らわせられることも少なくはありません。

そこまで言われるならばいっそのこと辞めてしまった方が楽になるのではないかと思い詰めることも一度や二度ではありません。

けれども、そんな窮地に立たされている時にこそ、私は自分がどれだけこの活動に本気になれているかを再認識するのです。

私は一人でここまでやってきたのではなくて、私を必要とされているみなさん一人一人の声に支えられて活かされていることを。

次の目標はコラム250回達成です。

10月からアメブロに切り替えたことで、室内だけではなくて、外出先からも取り組めるため、今までよりもコラムを書きやすくなりました。

2014年の締めくくりとして、12月中旬には読者様、相談者様との交流の場を企画しています。

直接顔を合わせて会話を交わすことほど学びになって活動の糧になるものはありません。

このコラムをご覧いただいているみなさんと実際にお逢いできることを想像しながら、新しい目標に向けて動き出します。

2015年11月30日

Posted by TAKA