ミラーレス一眼レフカメラとの出逢い


前回に続き、今回も私の趣味を扱った記事に仕上げました。

今回も、例によって長文なので、興味がない方にはとても冗長な内容に感じられるであろうことを、予めお伝えします。

 

2013年11月1日の頃です。

30歳を迎えた記念として、私が自分にプレゼントしたのは“カメラ”でした。

 

私が購入したのは、

ミラーレス一眼カメラ α NEX-5R ダブルズームレンズキット(ホワイト)

 

です。

 

この時の為に貯めていたお金を費やして、久しぶりに高額な商品を手にしました。

 

かねてから、イベントや旅行先でコンパクトデジタルカメラを使って撮影していましたが、 性能面で物足りなさを抱えていました。

毎回大量に撮影しているわけだし、その時その瞬間撮った写真は二度と撮り返せないので、せっかくなら高画質な写真を残したいという思いが高まる一方だったのです。

 

そこで30歳という新しい世代への節目をきっかけにしたのです。

 

数あるカメラの中で、私がミラーレスタイプかつソニーを選んだ理由を凝縮すると、以下の3点がウエイトを占めています。

 

1.コンデジ並みのコンパクトサイズ+軽量で、高画質な撮影が可能である。

 

一眼レフカメラもいくつか候補に挙げて、店頭で手に取ってみましたが、出先で撮影する上で、レンズと併せると相当な重量になるため、手軽に持ち運び出来ないという結論に達しました。

 

このカメラのイメージセンサーには、APS-Cセンサーが使われています。

一般的なコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)に使われている1/2.3型センサーと比べて、約13倍の面積で撮影することができます。

コンデジとのセンサーによる性能差は、もちろん画質面でも如実ですが、背景をぼかすことができることと、光をたくさん取り入れることで、暗所のノイズ等に強いことが特徴的です。

サイズ、軽さ、高画質を重視した私の使用目的に合致したのが、NEX-5Rでした。

ちなみに、購入した時期には、5Rの後継機であるNEX-5Tも発売していましたが、5Rダブルレンズキットとの価格差が2万円も開いていたため、一世代前の5Rを購入しました。

5Tは、マイナーチェンジとも言えるような細かい機能面が向上したのみで、本質的な性能は5Rと変わりません。

一部のスマホやタブレットで対応しているNFC機能が搭載しましたが、私の使用しているipodtouchやガラケーは非対応だったため、迷わず5Rを選択しました。

 

2.自画撮りができる。

 

180度回転できます。

自画撮り対応のミラーレスというくくりでは、ソニーNEX-3と5シリーズ以外では、パナソニックのミラーレスカメラGF6に絞られました。

パナソニック製は、値段もNEX5Rよりも安く、フラッシュ内蔵で、デザインも一般受けするようなスマートな仕上がりになっているため、ミラーレス入門としては最適そうでした。

しかしながら、本体に取り入れているマイクロフォーサーズというイメージセンサーが、NEXのAPS-Cセンサーよりも面積が小さいこと、後述するファインダー等が後付できないため、将来性を考えて候補から外しました。

しかしながら、パナソニックのミラーレスは、レンズがソニーのEマウントレンズよりも、全体的に安いのと、種類が豊富なのは魅力的でした。

ちなみに、自画撮りと言っても、ソロ撮影を主眼に置いているわけではなくて、旅先での同伴者と記念撮影に使ったり、二人以上で撮影する際に、周りにショットを頼める人がいない場合に、自分達で撮れる機能が魅力なのです。

 

3.Wifiに対応している。

 

これは、ブログやサイト、友人へのLINEやメール添付送信において、欠かせない機能でした。

以前使っていたコンデジ「TZ-40」のWifi機能と比較すると、使い勝手が悪かったですが(カメラ側で複数選択送信ができないこと、送信ボタンが撮影モードでないと、ワンタッチで送れないこと)、気に入った画像は、早速ipodtouchに送信して保管しています。

ちなみに、スマホやタブレットには、ソニーの専用アプリを経由して送信しますが、端末側からのリモート撮影も可能です。

 

早速、付属のズームレンズと標準レンズを使ってみましたが、想像していたほど、コンデジと比較して画質は際立って綺麗ではありませんでした。

ネットで調べてみると、別売りの単焦点レンズを買うと、APS-Cセンサーであある本機の底力を発揮できるということでした。

単焦点というのは、昔のフイルムカメラのように、ズーム機能などは省いて、モニターから見えた場面をそのまま撮影できるレンズのことです。

 

リサーチした結果、下記のレンズが高評価だったため、清水の舞台から飛び降りる覚悟でオークションを使って中古品を購入しました。 

SONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z

 

カメラ本体セット価格よりも高かっただけあって、標準レンズと比べると、画質は歴然の差がありました。

加えてF1.8という数字が物語っているように(数字が低いほど明るいレンズ)、室内や夜間などの暗所でも明るく撮影できます。

最短撮影距離が0.16mのため、マクロレンズほどではありませんが、寄りながらの撮影も可能で、今ではこのレンズ一本だけ装着して旅先でフル活用しています。

2月に東京湯島天神で撮影した「社会福祉士試験合格祈願絵馬」もこのレンズで撮影しています(jpeg画像アップのため、多少劣化しています)

 

画像1

 

このカメラを購入してから、幕張メッセやビックサイトなどで開催された大型イベントの際に、日中で撮影する機会が多かったのですが、太陽光の影響で、液晶画面ではとても目視がしにくい状況が生じました。

なんとか勘で撮影するものの、後で確認するとブレが目立ったり、アングルが芳しくなかったため、外付けのファインダーを購入することにしました。

 

SONY 電子ビューファインダー FDA-EV1S

 

単焦点レンズ同様、オークションで購入です。

236万画素だけに、液晶画面以上の高精細で撮影・画像を確認できます。

ファインダーを使うのは、初めてですが、想像以上に便利で、使い始めてからは手振れなどの失敗画像が激減しました。

外付けタイプのため、着用時は、自我撮りとフラッシュ機能を併用できません。

 

その他、アクセサリー品として購入したものは以下の通りです。

SONY ソフトキャリングケース LCS-ELC5/T ブラウン

NEX-5Rに対応した純正の合皮ケースです。

ボディケースは、標準レンズの装着時ならば、被せたままセッティングできます。

充電時やメモリーカードを着脱する際には、ケースを外す必要があります。

 


ホワイト STP-XSR1/WSONY ショルダーストラップ 一眼レフ用L

 

出先のネックストラップとして、バックにしまわずに、好きな場面ですぐに撮影するために、本体に装着させています。

リバーシブルで使えて、ストライプと無地のデザインも気に入っています。

キャパティ ドライボックス 8L ホワイト DB-8L-W

本体、ファインダー、レンズを一括して収納しています。

電源タイプの本格な防湿庫は数万する上に場所も取るため、2000円以下で買えるこの商品を選びました。

湿度計と防湿剤がセットでついてきます。

 

 

KING カメラクリーニング用品 OAカメラクリーニング 5点セット 73058

 

本体とレンズの手入れに欠かせない便利なセットです。

付属のブロアーは、PCのホコリを吹き飛ばす時にも使えています。

Kenko カメラ用フィルター MC プロテクター 49mm レンズ保護用

レンズを傷やホコリの混入からガードするための物です。

SEL24F単焦点レンズに常備させています。

プロテクターの装着によって画質が多少劣化したり、色が変わってしまうという理由で、使用しない方もいらっしゃるようですが、これまで撮影した限りでは、画像面での違和感はありません。

 

これらを揃える際に、ポイントを一気に使ったりして、購入しましたが、大人買いとは言え、数年ぶりに大金を使いました。

おかげで、旅先ではお土産を買わなくても、現地で撮影した写真や動画が一番の思い出として残りました。

 

最後に、どれだけ高性能な物を揃っても、使いこなせなければ宝の持ち腐れなため、撮影技術のノウハウが載っているNEX-5R用の書籍も熟読しながら撮影を重ねてレベルアップを図っています。

 



いちばんかんたんなソニーNEXの撮り方手帖

 

残念ながら、NEXシリーズは終了してしまい、α0000シリーズに引き継がれましたし、APS-Cセンサーを更に上回るフルサイズセンサーミラーレスα7シリーズも登場しましたが、30歳を機に手にしたカメラは、末永く愛用していきます。

 

こうして書き終えてみると、総文字数は3500を超えていて、内容もレビューに近いものになっていました。

ここまで投げ出さずにご覧くださったみな様に感謝します。

あわよくば、この記事がお役に立てますように。

3年ぶりにコンパクトデジタルカメラを購入しました。


先日、奮発して3年ぶりにコンデジを購入しました。

昨今のスマホや携帯電話には、コンデジに迫るくらいの高性能なカメラが搭載していますし、流れからして一眼レフを買うのが一般的ではないかと思われるかもしれませんが、あえて私がチョイスしたのはパナソニック製の「TZ40」という機種でした。

Panasonic デジタルカメラ ルミックス TZ40 光学20倍 ブラック DMC-TZ40-K

 

 

カラーは私が好きなホワイトです。

日本製というのも特徴の一つです。

tz40

 

 

なぜ私がこの機種を購入したのかの理由を凝縮すると、下記の3点になります。

 

1.持ち運びに便利なコンパクトサイズ

2.暗所に強めの光学20倍ズーム

3.Wifi+タッチパネルに対応している

 

私が使用しているフューチャーホンのF-09Cや、ipodtouch5のカメラでも画質的にはそこそこ実用性があるのですが、弱点はズームと暗所に弱いことがあげられました。

この機種を購入する前は、シリーズの3つ前の型である「TZ10」を使っていました。

TZ10は最後のCCDセンサー機だったのですが、室内や夜間の撮影ではノイズが目立っていたのが印象的でした。

その点このTZ40は、光学20倍480mm(特有の超解像iAズームを使えば最大40倍まで対応)という望遠まで撮影が可能ということで、遠くの被写体を撮るのにも強く、日中撮影に効果を発揮するCCDと低消費電力でスミアが生じにくいCMOSの「いいとこ取り」をしたMOSセンサーを用いているため、暗所でもノイズが少なめのように感じられました。

私が一眼レフを選ばなかった理由は、出先に持ち運ぶのにはサイズが大きくて重量があり、レンズの交換を含めて費用が嵩むため、用途からして不必要だと判断しました。

普段撮影した写真はL版やPCの壁紙くらいしか使わないので、手軽に使えるコンデジで対応できる思ったからです。

ハイエンドコンデジとして、1インチセンサーを取り入れて、一眼レフ並みの高画質で撮影できるSONYのDSC-RX100M2にも魅かれましたが、最終的にはズームが3.6倍しかないことと、6万円を超える高価な商品のために、候補から外しました。

 

TZ40は発売日から今月で半年が経とうとしていますが、当初の市場価格より半額以下に下がったため、今が買い時とばかりに購入しました(貯まっていたポイント使用により2万以下で購入)。

 

まだ撮影は試し程度しか行っていませんが、WiFi機能が便利で驚きました。

自分が使っているipodtouch5と連動させてリモート操作(ipodでモニターを確認しながら遠隔撮影できる)を行えたり、TZ40で撮った写真を転送できたりと、多彩な連動機能に釘づけになりました。

しかも無線LANルーターを媒介しなくとも、カメラ本体とWIFI対応機とダイレクトで通信を行うことが可能なのです。

わざわざカメラからSDカードを抜き取らなくともモニターで画像を選択して無線送信できるので、とても便利でした。

USB充電にも対応しているため、私がモバイルバッテリーとして使っている『USBモバイル電源8,100mAh』を使って、移動中に充電することも可能です。

かなり完成度が高い一品なので、しばらくは活用できそうです。

外出時にはバックに忍ばせておいて、いざという時に使って行きたいです。

 

以前ブログで紹介した『Panasonic ラムダッシュ メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV52-K』といい、前述したUSBモバイル電源8,100mAh』や、電動歯ブラシドルツナノケアドライヤーといい、我が家の電気製品はパナソニック製が多く占めていることに改めて気づきました。

パナソニックだから買っているのではなくて、自分のニーズに合致するのが結果的にパナソニック製の物だったという話なのですが、こうやってまとめていると自分の嗜好を再認識させられました。

 

今回はマニアックな記事となりますが、もしもこの先商品選びの参考の一助となれば幸いです。