DDRとの出逢いと魅力について


私がツイッター上でよくつぶやいているKONAMIの音楽ゲームDanceDanceRevolution(通称DDR)について紹介したいと思います。

このゲームを初めて知ったのは、私が高校1年生だった遡ること15年前になります。

当時、家庭用ゲームPS(プレイステーション)で初代のシリーズが発売されていて、友人のススメで友人宅で初プレイしたのがDDRとの出逢いでした。

運動神経が悪かった私は、身長が高いのに運動ができないというコンプレックスを絶えず抱えていたのですが、そんな私にまさに革命(レボリューション)を与えてくれたのが、他でもないこのDDRでした。

「運動をゲームで楽しむことができる」という当時のゲームの概念を覆したDDRを、初めてプレイしてからすっかりとりこになっていました。

さっそく私はPSのDDRを購入すべく、近所のゲームショップに赴きましたが、ゲームソフトはすぐに買えたものの、別売りの専用マットを購入するのに想像以上に苦戦しました。

当時130万近くの売り上げを記録したほどの人気作だったDDRの専用マットは品切れ続出だったのです。

私はタウンページを片手に、県中のゲームショップやセブンイレブンすべてに電話確認しましたが、1件も売っていませんでした。

数か月後に埼玉県の蕨にある店に別件で寄ったところ、ちゃっかり置かれていて、あの苦労が嘘だったかのように購入することができたのです。

以後、今日に至るまで、私はストレス発散、健康維持の運動目的に夢中になりました。

 

最近では、職場の近くや自宅の最寄りにあるアミューズメント施設で、週1、2回くらいDDRをプレイしています。

このDDRは、一か月ほど前に新作がリリースされたばかりなのです。

登場してから15年が経つDDRですが、シリーズが続いていることは、有難い限りです。

2年ほど前までは、上級プレイヤーの指標でもある「足神様」という称号を目指して、ひたすら発狂(レベル15以上)と呼ばれる高難易度曲ばかりを選曲していました。

ところが、27歳くらいから、肉体的に限界を感じてきた私は、最近は、レベル5~12くらい(19が最高)までの初級~中級の曲を中心に、AAAPFC(一回もミスせずに、判定もパーフェクト以上を出すこと)を目指してプレイしています。

あくまでも、自然に踊りたいので、ある曲以外(888という称号をアップするために欠かせない曲)は、基本はバーは使わずにプレイしています。

全盛期に比べればスコアも落ちましたが、レベル14まではギリギリAAを取れるか取れないかくらいのレベルです。レベル15以上については、普段はほとんどプレイしませんが、バーを使えば曲によってはAAを取れるくらいの腕前です。

 

ちょっとゲームをプレイしたことがある人間でなければ分からないコアな話になってしまいましたが、DDRの魅力を私の知人・友人にも広げてきました。

50代、60代の女性の方も、DDRを気に入ってくれて、Wiiのゲームや時々ゲームセンターに一緒に行った際に、ベーシックやビギナーレベルでプレイしています。

母にもススメたところ、3か月で10kg痩せました。

ダイエット目的としても、とても効果があるゲームなのです。

実際に、肥満が社会問題となっているアメリカのウエストバージニア州では、コナミとタイアップして、全公立小中学校にDDRの筐体を設置して、子どもたちにDDRを促進したところ、メタボが減少したという記録が残っています。

ゲーム脳の恐怖』という著書の中でも、DDRが脳に科学的に効果があるゲームとして紹介されているという話を目にしたことがあります。

DDRをプレイし初めてから、運動に関する恐怖心や固定観念が以前よりも軽減しました。

レベルアップするために、戦略を練ってひたすら訓練して向上していく楽しみという点でも、勉強や仕事の根本に共通している部分もあります。

また、DDRに収録されている、ショパンの革命や、ヴィヴァルディの冬の第一楽章が原曲の「V」など、クラシック音楽に興味がもてるようになったのも、DDRや同じく音楽ゲームであるBEATMANIAが影響してます。

今後もマイペースでDDRをたしなんでいこうと思います。