第353回「怒りの感情に支配されていたら、間もなく失恋脱却の証です」

 

何でこんなに自分だけが苦しまなければ行けないんだ。
どうして「無視」なんて一番人としてキツイ振る舞いをして来るんだ。

自分を蔑ろにしているあの人が許せない!!

 

胸の中には「怒り」の感情が燃えたぎっている自分を看過出来なかったとしたら、

おめでとう!失恋克服まであと一歩の段階まで辿り着きましたね

とお返ししたくなります。

 

えっ?

怒りを覚えている自分に何でそう言えるの!?

意外なコメントに動揺されましたでしょうか。

「あばたもえくぼ」という言葉がありますが、これまで相手が好きという感情が前提にあったからこそ、粗は見ないように目を瞑っていたのかもしれません。

けれども相手の自分に対する非情な対応の連続によって、「可愛さ余って憎さ百倍」のように沸々とこみ上げてくる相手への怒りに駆られているのではないでしょうか。

そして、

怒りを覚えることは良くないことだけれども、怒りを抑えきれない

という相反する感情に苦しまれているのではないかと想像します。

それでもお相手を敬うことが出来るのはあなた様の器の大きさです。

けれども、湧き出してくる怒りのエネルギーを無理にかき消す必要は全くありません。

もしかしたら、


「怒るのは自分勝手な醜い感情だから抑えなければならない」
「自分の満たされない心を相手のせいにするのはお門違い」

という道徳的な意見や傍観者の声に心が揺らぐこともあるかもしれません。

確かに、世の中には怒りの感情から暴走してしまい、最悪な場合はストーカー殺人事件に結びついてしまうようなケースも無きにしもあらずです。

けれども、そのような事件を起こした人間とみなさんとの決定的な違いは「相手を恨んで相手を不幸のどん底に鎮めてやりたい」という復讐の執念に駆られていないことです。

みなさんはこのやり場のない怒りをなんとか鎮めて、気持ちを立て直そうと四苦八苦されている最中なのではないでしょうか。


怒っていいんです。
自然な感情を無理やり否定しないでください。
今こそ自分を愛して慈しんであげる時期なのです。

本当ならばあの人に振り向いてもらって心を癒やして欲しかったのですよね。
それが叶わないから自分で受け止めざるを得ないのですから、これ以上重く伸し掛かって処理が難しい問題はないと思えるかもしれません。

けれども、前述したように「怒り」まで辿り着かれたみなさんは失恋の痛手から回復する最終段階まで到着しています。

下記のように、改めて「怒り」の感情は、失恋から立ち直るために必要なステップでもあるのです。

「理由を探す」→「拒絶する」→「懇願する」→「絶望する」→「怒る」→「受け入れる」

失恋を乗り越える為の感情の6段階とはより

 


その怒りに無理やり蓋をせずに、運動やカラオケ、おしゃべりや文章にまとめる等して、どんどん外部に発散してください。

あなた様の再起の時は近いです。

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