第184回「人生はやり直せるかを実践した結果-その3-」
※前回はこちら
私が大学生活4年間の後悔と失敗の経験をもとに選んだのは、児童文学サークルでした。
新入生から社会人学生まで年齢を問いません。
毎週1回活動して、部員で児童文学を創作しています。
月1回、週末に児童館で紙芝居を読んでいます。
子ども達と触れ合うことが好きな方や、物語を創作することが好きな方は大歓迎です。
女性部員の文字であろう可愛らしい手書きの説明文と、ファンタジー系のイラストが描かれていて、私の琴線に触れるものがありました。
2回目の大学では、教育学を専攻していたため、児童と直接触れ合えるというフレーズにシンクロしました。
私の大学4年間の集大成であった卒業論文の題材は、他でもない児童文学作品でした。
加えて、既にサイトでコラムを執筆して3年が経過していたので、物語を創りだすことを目的にしたこのサークルは、私にとって最適であるという結論に達しました。
善は急げ、鉄は熱いうちに打てという言葉の通りに、意を決した私は説明文に書いてある代表者に、入部希望のメールを送りました。
すぐに返信が届き、
「翌週の活動日に早速来て欲しい」
という誘いを受けました。
4年前の高校時代、私は事前に調べて関心を惹かれたテニスサークルの掲示板に、
「説明会には必ず行きます!」
というやる気に満ちた書き込みをしたものの、当日になって気後れしてしまい、そのままフェードアウトしてしまいました。
あの時あのサークルを選んでおけば・・・・・・という後悔はもうしたくない。
私は人から勧誘されて流されて選ぶ人生ではなくて、自分の意思で選んだサークルに進もうとしました。
全てはあの時の経験を糧にして。
新しい人生をやり直すために、私は決意を新たにサークルの部室に向かいました。
このドアの先に私の新しい大学生活が待っている。
私は思いを馳せながら、ドアノブに手を回そうとしました。
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