第221回「恋の断捨離効果を体感してみませんか？」
2015年3月11日に発表された、恋愛jpコラムサイト 読者を対象にした「失恋から立ち直るのに最も効果的な方法”ベスト9.」の結果をご覧ください。
1位 新しい恋を見つける……38％（174人）
2位 友達に話を聞いてもらう……17％（79人）
3位 仕事・学業に打ち込む……10％（45人）
4位 ひたすら泣く……10％（44人）
5位 ずっと好きでいる……8％（36人）
6位 失恋ソングを聴く……8％（35人）
7位 その他……4％（16人）
8位 パーティーや飲み会で盛り上がる……3％（14人）
9位 思い出の品を全部捨てる……2％（12人）
※有効回答者数：455人
※集計期間：2014年12月12日～2014年12月15日
【リンク元】
恋愛jp【アンケート結果】失恋から立ち直るのに最も効果的だった方法は？
続いて、3年前の2011年に発表されたgooランキング【好きだった人を忘れるために有効な手段】です。
1位 10682票 次の恋をする
2位 3172票 連絡先を削除
3位 2775票 忙しくする
4位 1821票 思いっきり泣く
5位 1094票 過去のメールを見ない
6位 1039票 極力会わない
7位 848票 思い出の品を捨てる
8位 771票 映画や本で現実逃避
調査方法：NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施
投票数：22202票
投票期間：2011年12月10～12月23日
【リンク元】
好きだった人を忘れるために有効な手段 – 恋愛＆結婚ランキング – goo ランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/017/love_QsNgo1jY3alv_all/
統計先と母体数こそ違えど、1位の「次の恋をする」が共通して多数を占めていますね。
「新しい出逢いがあれば、こんなに過去に引きずることがないのに･･････」とぼやかれる方は多いですが、そう言ってもなかなかすぐにはそういった縁には恵まれない日常を過ごされているものです。
今回、過去の失恋から切り替えるためのオススメ法として私が着目したのは、ランキングで赤字にしている「連絡先を削除」「思い出の品を捨てる」という方法です。
それらの行為のメリットについてコラムにまとめました。
とりわけ、そのような作業を分かりやすく「恋の断捨離」と呼ばせていただきます。
身の回りの物を最小限に減らし、快適な暮らしをすれば身も心も軽くなるという「断捨離」。
失恋直後に有効な手段として実行している人間が多いように、相手とのつながりを絶つことで、開運効果が生まれるのは私自身も体験しています。
失恋から立ち直れない理由の一つして、「相手のことを忘れられない」という代表格がありますよね。
実は、忘れられないのではなくて、忘れたくないという深層心理が働いていることを当事者は分かっているものなのです。
過去に生きるのは楽だし、輝いていた自分を意識出来るので、いつまでも甘美な思い出に浸り続ける人生も有りでしょうが、次に進むためには過去との決別から目を背けられないものです。
実際問題、相手との思い出の写真やプレゼント、連絡先やツイッター、Facebookのアカウントが残っている限りは、未練が残り続けてしまうものです。
いつまでも、楽しかった記憶ばかりが蘇ってしまい、返って辛い気持ちが倍増してしまいますし、SNSを使って相手が充実した生活を過ごしていることが分かったりした日には、追い討ちをかけるように気持ちが滅入ってしまいます。
もしかしたら、当初は気持ちが清々していたものの、しばらく経ってみたら、禁断症状のように、相手と連絡を取りたくなったり、SNSにアクセスしたくなるような衝動に駆られることもあるかもしれません。
終わった縁をばっさり断捨離する行為は、副作用として、
「もう相手との接点がなくなってしまった。取り返しがつかなくないことをしてしまった」
という後ろ髪を引かれてしまうような念に支配されることがありますが、大丈夫です。
そのような認識があるということは、順調に過去から未来へと切り替わっている過渡期であるからです。
結果として強制的に関係を遮断することで、否が応でも未来に進まざるを得ない状況を作り出せるメリットがあります。
自分が相手と関係を絶ったという英断を思い出して、ぐっと堪えて意識を別の方向に向けることで、心のヒリヒリは少しずつ和らいでいくものです。
そう、まるでカサブタのように、自然放置をしていても、時間が経てばまた健康な心に戻れるのです。
もしもその衝動に逆らえずに、接触を求めてしまったら、全く別次元を生きている相手の近況を知って、失恋当初のようなショックを受けてしまい、振り出しに戻ってしまうリスクがあります。
そういう場面に遭遇したら、断捨離を実行した時点で、もう過去とは決別したという自己暗示をかけ続けることをオススメします。
それでも自分だけでは抑えきれなくなったら、信頼できる誰かに気持ちを吐き出してみてください。
その峠を越えた後には、相手のことを考える時間が劇的に減って、新しい出逢いも到来するものです。
断捨離の効果は、過去との決別や、新しい恋愛につながるだけではありません。
パニック障害やうつ病が治ったというエピソードも珍しくはないようです。
私の場合は1週間かけて部屋の大掃除と断捨離を行ったことで、新しい仕事が舞い込んできたり、以前連絡先を渡してから一度も音沙汰がなかった女性からメールが届くような想定外のことが起きました。
気持ちが前向きになると、様々なチャンスが到来するとは言いますが、確かに、気の流れが変化したからなのかもしれません。
もったいない。
相手に悪い。
思い出があるから捨てられない。
ストップをかけているその思い込みが、人生を停滞させている可能性があるのです。
果たして今、そしてこれから本当に必要な物なのでしょうか。
人間、どれだけ過去の物に執着していても、死後の世界には何一つも持っていけないのです。
思い切って断捨離することで、開運生活を切り開いてみませんか。
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