第198回「今までが上手くいかなかったら、まずは頑張ることをストップしてみませんか」
40日ぶりの新作コラムです。
この間、全197のコラムをアメブロのページに移行する作業に没頭していました。
現在合計150くらいのコラムの移転を終えました。
そして、今回の第198回コラムは、アメブロになって初の記事になります。
移行作業に伴い、2014年に合わせてコラムの推敲を施しました。
第1回コラムを手掛けたのは既に10年ほど前で、私が21歳の大学3年次でした。
時代を遡るように一つ一つを読み返しているうちに、私はある点を再認識しました。
全てのコラムの文章で、「頑張りましょう」というキーワードを一切使っていないことです。
実はこの言葉は、相談室や生通話相談カウンセリング時にもおいても、意図的に控えるようにしているのです。
私は恋愛に悩んでいる方の支援者として、一歩踏み出す勇気を後押ししていますが、配慮しているのがその言葉を外すようにしていることです。
なぜならば、私に相談されている時点で、既に心がパンパンに腫れ上がっていて、頑張りすぎている方が大半だからなのです。
そういった方に対して、まずは頑張ることをやめるように推奨しているのです。
頑張り続けてきた人間からすると、頑張らないという行動は、一筋縄ではいかないものです。
好きで好きでアプローチしてきた相手、長年付き合ってきた元恋人に対して身を引くことほど苦渋な選択はありません。
熱意を伝えれば改心してくれるのではないか。
ここまで来て諦めたら今までの苦労が水の泡になってしまう。
みすみすチャンスを逃したくない。
このような迷いが拭いきれずに、また頑張ろうと駆け出そうとしたら、ちょっと待ってください。
これまで頑張り続けた結果が今の苦しみを生んでいるのではないでしょうか。
頑張ることから解放されることで、風向きが変わることがあるのです。
私自身、頑張ることを諦めることから予想外の展開が待っていたことがありました。
20代にはこれまで何度か語ってきたように、告白して断られた後に相手側から再告白されたこと、振られた後に復縁を求められたこともそうですが、頑張ることを辞めたことで舞い降りたチャンスでした。
そして、30代になってから再来しました。
数年ぶりに胸が躍る女性との出逢いに恵まれた私は、早速アプローチを繰り出しました。
彼女はいわゆる受け身の人間でした。
私からのメール、私からの誘いの連続で、決して彼女側からアクションを起こしてきたことはありませんでした。
メールを送っても早くても3日後、遅い時は一週間くらいかかることもありました。
そういった関係が一か月も続いていると、経験からも脈なし感を認めざるを得なくなりました。
ところが、頑張ることを辞めてから30日が経ったころ、初めて彼女から連絡がきました。
鳩が豆鉄砲を食ったような気分で内容を確認したところ、予想外の内容が書いてありました。
まさかの食事の逆オファーだったのです。
その日を機に、今までが嘘のように彼女側から連絡が来るようになりました。
私が夢中になってアプローチをしていた際には手ごたえがなかったものの、執着を手放してから明らかに風向きが変わった実例です。
さて、2014年も残すところあとわずかですね。
今年一年頑張りすぎて空回りになってしまった方も、反対に頑張らな過ぎずに不完全燃焼の方も、来年はチャンスが到来するでしょう。
根拠を聞きたいですか?
では、答えましょう。
私のコラムを最後まで見てくださったからです。
私はこの一年、数多のパワースポットに遠征しました。
東京⇒東京大神宮
埼玉⇒聖神社、日本神社
神奈川⇒叶神社、成就院、荏柄天神社
島根⇒出雲大社、八重垣神社
みなさんにも験担ぎになれますようにと、今回のコラムにありったけの想いを込めています。
読者の存在はそれほど私にとっても大きいですし、ありがたい存在なのです。
私が大切な相談者様にお送りしている言葉で締め括りたいと思います。
来年も笑福到来しますように。
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