第162回「回り道をしても、たった一度の結果を出せれば報われる」
改めて私がかかわっている方は、下記のような悩みを長い間抱えておられます。
・就職や天職が懸っている資格試験に不合格になって、自信を失っている。
・学生時代から偏差値が低かったり、成績が悪かったりして、勉強自体に自信がない。
・20歳を超えているのに、恋人がいない。恋愛に縁がない。
・友達がいなくて、毎日孤独を抱えている。
こうしてまとめていると、あることに気が付きます。
それは、私自身が上記4点全てに該当していた時期があったことです。
私が過去の実体験をコラムやブログの題材にしていることから、同じような境遇の方が私のもとにいらっしゃって、解決策を求めていると思われます。
何度回り道をしても、たった一度の結果を出せば報われる。
試験に落ちて自信を失っていても、
過去にどんな上手くいかない挫折や失敗があったとしても、
その先にたった一度結果が出せれば万事OKなんです。たった一人でも、あなたのことを心から必要としてくれる人、信じてくれる人。
何回不合格になっても次回こそ合格を果たす。
生きている限り可能性は潰えていませんし、また新しいチャンスが必ず到来します。
今はとてもじゃないけれども、自分がこの先成功する姿は浮かべられないかもしれません。
また誰かを信じて、挑戦したとしても、砕け散ってしまったらという恐怖から、どんどん臆病になっているかもしれません。
すでに結果を出している人間から見下されたり、追い抜かされてしまったような劣等感や焦燥感に支配されているかもしれません。
たとえ自分にはそんな力がないと意気阻喪されていても、私はこう言えます。
あなたが自分の可能性を信じて挑戦した勇気をお持ちであることを。
不合格、失恋、不採用・・・・・・たった30年ほどの人生の中で、両指では数えきれないくらい私も経験してきました。
それでも私が朽ち果てなかったのは、合格や交際と言った結果を出せた喜びを覚えているから。
たった一度でもその味をかみしめていれば、生きる糧となって明日への羅針盤となります。
同い年には、結婚して幸せな家庭を築いる方もいますし、マイホームを建築して、独身の私にはない別世界に進んでいる人もいます。
過去は変えられないからこそ、私は過去をいかに誰かの役に立てる生き方に活かせるかという考えに変えました。
悩みの渦中に埋もれている方に、私はよく「これからです」という言葉をかけます。
本当にそう、みなさんの人生はこれからなのです。
もう、「あの時ああしておけばよかった」と後悔を残さないためにも是非。
何度でも立ち上がって、軌道修正を繰り返しながら、チャレンジを重ねていけば結果はついてきます。
私もそうして進んでいきます。
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