第161回「行動を起こす前に怖気付いたら、開き直れる勇気を」
千載一遇のチャンスが到来した時や窮地に立たされた時、いざという場面で開き直れるかで、運命が分かれてきます。
傷つくことのリスクを恐れて、自分を抑制したまま何もしなければ、
「あの時ああしておけばよかった・・・・・」
そういう発想に転換できるだけで、ずいぶん楽になってくるのではないでしょうか。
チャンスというものは、常に目の前に転がり込んでくるものではありません。
今好きになった人とも、この先ずっと一緒にいられるわけではない。
自分はこれだけ相手を想ってきたのだから、ここで動かなかったら次はない。
遅かれ早かれいつかは、意中の相手と離れ離れになるかもしれない。
別れの前に、やれることはやっておこう。
チャンスは今なのだから。
もし失敗したり、思い通りにならなかったら、コラムや友人との話題のネタに使えばいいや。
ここで、「一期一会」という言葉を取り上げたいと思います。
私が座右の銘にしている教えの一つです。
一生に一度きりの出逢いやチャンスを大切にしたいという考えのことです。
私の携帯メールアドレスの文字列にも使用しているくらい潜在意識に刷り込んでいます。
先延ばしにしないで、思い立ったが吉日という習性を心掛けるようになってから、不思議なくらい願望が具現化することが多くなりました。
確かに、いざ行動に移したからといって、すぐに結果が出るとは限りません。
むしろうまくいかないことの連続で、歯がゆい思いを何度も経験するでしょう。
でも、種を蒔けば、いつか必ず開花します。
その時が今ではなくても、一つ一つの積み重ねが未来に紡いでいくのです。
冬来たりなば春遠からじ。
厳冬を乗り越えて、春が必ず訪れます。
失敗しても、死ぬわけではないし、この経験をもとに軌道修正すればいい。
いざとなった時に、開き直りという選択を私はオススメします。
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