第147回「同情から愛情へ」
タイトルのように、同情から愛情が芽生える形の恋愛パターンが多いのが私の傾向です。
普段は、平然を装って、会社なり、学校なりで役割を演じているものの、ふと自分にだけか弱い一面を垣間見せてくれると、「自分はこの人を傍で支えていたい」という気持ちが強くなるのです。
なぜ今回敢えてコラムで扱ったのかと言うと、2012年に寄せられた下記のような女性相談者様の声が影響しています。
自分は恋愛経験が少ないから、恋愛に積極的になれない。
自分は信頼できる友人、同僚や、本音を話せる人間がいない。
仕事の人間関係にも疲れていて、心を休ませたいです。
社会で生き抜いていくためには、自分を繕って、本音に封をしなければならない瞬間が誰しも訪れるでしょう。
でも、その都度自分だけで処理しようとすると、心に無理が生じます。
人間は、誰かに支えてもらいながら、バランスを保って生きていけるのです。
閑話休題です。
私が個人的に好きになるタイプを聴いても何も響かないとは思いますが、私がここで声を大にして伝えたいことは、
みなさんが今抱えているような自分の弱点や苦しみを理解して、支えてあげたいと思っている人間がこの世界に存在するということ。
現に、私以外にも、同情から愛情に発展した男性の恋愛事情を多数知っています。
石井希尚氏の指摘のように、多くの男性は、ヒーロー願望があるので、そういうきっかけで恋に落ちるのもごく自然なのかもしれません。
私は独りぼっちで、魅力なんてない。
もう幸せになんてなれないんだ。
と、嘆きたくなる気持ちもわかりますが、そういう孤独の深みを知っている女性を必要としてる男性がどこかで待っています。
私もどこかで、実際にお逢いできることを楽しみにしています。
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