先日ブログ記事で紹介したティエリア様ダイエットこと、ティエリアが登場する「機動戦士ガンダムOO」をファーストシーズンから劇場版まで、全50話+1話を全部見直していました。
OOのファーストシーズン25話は、2007年10月6日から2008年3月29日まで、
セカンドシーズン25話は、2008年10月5日から2009年3月29日まで放送されていました。
劇場版は、2010年9月18日に公開されています。
セカンドシーズンの設定は、ファーストシーズン25話の4年後で、劇場版はセカンドシーズン25話の2年後となっています。
私は当時リアルタイムで全話放送を欠かさず見ていましたし、劇場版もレンタルでチェックしていましたが、最近全クリした第2次スーパーロボット大戦Z破界篇で追体験していくうちに、(OOのファーストシーズン作品が登場します)懐かしくなり、もう一度全話見直したくなったのです。
当時、ファーストシーズンの1話を初めて見た時は、「ガンダムW」の物語や登場人物設定と酷似しているから、きっと展開も同じようになるのだろうという先入観で追っていましたが、徐々にストーリーは独自の味を見せるようになって行きました。
クオリティの高い戦闘とカッコイイ機体に魅了されながら物語に注目していましたが、ストーリーはそこまで深く理解しないまま見終えていました。
イノベイターとは、イオリア計画とは、エルスとの来たるべき対話とは、トリニティはなぜ登場してなぜ暗殺されたのか。
等、消化しきれていない謎が残されたままでした。
そして、数年の時を経て、どうせ見直すならば、今度は戦闘シーンに重視するのではなくて、ストーリーを理解する方向に力を入れようと決意しました。
「武力による戦争根絶」を掲げたソレスタルビーイングは、戦争幇助を促進する組織や企業を壊滅すべく、ガンダムという圧倒的な軍事力を誇示しながら、世界を変革させていくわけですが、改めて見ると、その過程や登場人物達の心情描写、駆け引きなどがとても精巧に描かれていることを再認識しました。
OOの世界観を深く知りたいという好奇心に従って、ブックオフの中古品やアマゾンを活用して、安値でOOの関連書籍を買いあさりました。
左上:機動戦士ガンダム00 MISSION COMPLETE 2307-2312
ファーストシーズンのおさらいと、セカンドシーズン全25話の各エピソード毎の解説を中心に、水島精二(監督)×黒田洋介(シリーズ構成)によるストーリー解説とロングインタビューが載っています。
生誕秘話が聴けるのはお得でした。
OOのイラスト画集です。
イラストは合計95点収録されています。
表紙が主人公の刹那だけに、刹那を中心としたイラストが多めになっています。
個人的には王留美や紅龍といった脇役のイラストを複数取り入れてほしかったです。
右上:公式ガイドブック 劇場版 機動戦士ガンダム00 ―A wakening of the Trailblazer― 2314
劇場版エピソードの解説や、登場人物&MSの詳細が載っています。
美麗なイラストが迫力あります。
ファーストシーズンのエピソード及び登場人物達の解説が載っています。
AEU、ユニオン、人革連、国連など、それぞれの立場に分けて紹介されています。
キャラクター毎の血液型や誕生日もあり、私はルイスハレヴィと同じでした(笑)
どれも1000円以下で買えましたが、それぞれ充実した内容になっています。
また、鋭い考察をされていた下記のブログも大変参考になりました。
OOの世界観を追究していくことで、人間の底知れぬ悪意や利己主義、戦争の
本質について見直す機会にもなりました。
やっぱり何度も見ても登場人物達とその機体がかっこいいですね。
ティエリア様ダイエットにはまった女性ではないですが、久しぶりにアニメの世界に夢中になれました。